漂着者・第9話(最終回) [漂着者]
漂着者・第8話 [漂着者]
漂着者・第7話 [漂着者]
漂着者・第6話 [漂着者]
「課長が『慎重にやれ』ということは、『オレは止めたが、おまえの好きにしろ』ということで よろしかったですか」
「ネットで拡散された情報は、ドミノ倒しのように人々に届きます。そのうちに、この彼のような(中略) 影響力のある人が、ネット上で盲信的な信者たちに向かって言葉を発すれば、それは世界を動かすほどの集団催眠になりますね」
「(集団催眠の第1ステップは)奇跡ですよ。まず、奇跡を見せるんです。科学では証明できないような、自分の理解を超えた奇跡。それを見せられたら、ひとは・・・あとは なんだって信じるでしょう。多くの宗教が広まったのは、その伝聞です」
「大切なことは、それが事実か そうじゃないかじゃないんだ。いちばん大切なことは、なにを歴史に残すかだ」
テレビ朝日/2021年9月3日放送
【脚本】秋元康、神田優/【原作】秋元康
漂着者・第5話 [漂着者]
漂着者・第4話 [漂着者]
「詠美は強いな。なにが飛び出すかわからないドアを開けられるんだから」
「ううん、強くなんかない。なにが飛び出すかわからないドアを閉めたままにするのが怖いだけ」
「ひとは生きていれば、必ず悲しみに出会う。だから、忘れるという知恵を得たんだ」
テレビ朝日/2021年8月20日放送
【脚本】秋元康、ブラジリィー・アン・山田/【原作】秋元康
漂着者・第3話 [漂着者]
「時代が違うんだ。むかしの刑事ドラマみたいなことやったら、人権問題で すぐ内部監査が入るぞ。別件逮捕なんて、オレたちのキラーカードも使えないんだ」
テレビ朝日/2021年8月13日放送
【脚本】秋元康、ブラジリィー・アン・山田/【原作】秋元康
漂着者・第2話 [漂着者]
「普通、変なことは長く続かねえんだ。変なことが続くときは、必ず裏でもっと大きな変なことが起きてんだ」
「みなさんには、お父さんだったり、お母さん、兄弟、友達、恋人・・・あなたが いなくなったら、悲しむひとたちが たくさんいます。そのひとたちを悲しませないということが、もう立派な、大切な、生きる価値であり、目的なので・・・はい」
「さすがに非科学的すぎます。真実っぽいオカルトは いっぱい ありますけど、オカルトっぽい真実は見たことがありません」
「コペルニクスやガリレオの時代から、真実がときに非科学的に見えることはある。否定するにも根拠がいるってことだ。オカルトと笑い飛ばすには、早えんじゃねえか」
「奇跡は未来への希望なんです。だって、どんなにツラいことがあっても、きっと奇跡が起きると思えば、希望を捨てないでしょ」
テレビ朝日/2021年7月30日放送
【脚本】秋元康、神田優/【原作】秋元康
漂着者・第1話 [漂着者]
「(エラそうなこと言っても、あんたたちマスコミは)事件が起きてからワーッと集まるハイエナに変わりはねえだろ。まあ、たしかにオレたち刑事もな、事件が起きる前じゃなくて、誰か死なねえと動かねえから、同じ穴のムジナか」
「善良な市民にはな、悪魔の住所を知る権利があるんだよ」
「性犯罪の再犯率って、どれぐらいか知ってるか? 令状なんか なくても逮捕していいぐらいだよ」
「先入観から入るのは、警察のいちばん やっちゃいけないことのはず」
「行儀のいいキャリア組はな。出世の見込みのないノンキャリア組は、自分の勘を信じるしかねえんだ」
「真実はひとつだ。(中略) ただな、暴くべき真実と、眠らせておくべき真実があるんだわ。隠すべきと言ってるんじゃない。ただ、その真実の上によ、幾層もの時間が流れて いまが あるとすればよ、ああ、これは眠らせておいたほうがいいなって、気づくんだよ、ある日な」
テレビ朝日/2021年7月23日放送
【脚本】秋元康、神田優/【原作】秋元康