婚姻届に判を捺しただけですが・第10話(最終回) [婚姻届に判を捺しただけですが]
「百瀬さん、自分が好きって言ったら、それがゴールだと思ってません? “好き” は万能じゃないですからね。好きと結婚は別物ですよ」
「オレら代理店の仕事いうのは、縦の忖度と、横のつきあい、それを編み込んで、編み込んで、しがらみで できた織物みたいな現場ばっかりや。けどな、ええか。ええもん作りたいねん。だから、その しがらみの隙間でやな、クリエーターさんらは根性 見せてもらわんと。そのために、オレら頑張ってるからな」
「もう一度って素敵なことよ。会えなくなってしまったら、『もう一度』は『もう二度と』になっちゃうからね」
TBS/2021年12月21日放送
【脚本】田辺茂範/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第9話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「恋愛って、ちゃんと気持ちを伝えたって こじれるもんなんですから、伝えなきゃ こじれるどころか、手遅れになりますよ。明葉さんが ずっと自分のこと、好きでいてくれるなんて思わないほうが いいってことです」
「年 取ると、傷つかないように、リスク回避能力ばっかり高くなるだろ。でもさ、そんなことしたって、ムダなんだよな。だって、どうしたって、生きてたら傷はできるだろ。傷ついたって、丸ごと全部 向き合うしかないんだよ」
TBS/2021年12月14日放送
【脚本】おかざきさとこ/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第8話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「なんなの、このひと。ハグしても、キスしても、告白しても、(気持ちが)伝わらないって・・・。(中略) もう、このひとに なにを言ってもムダだ。気持ちが伝わらなきゃ、両思いにも なれないし、フラれることもできない。わたしは、一生、不毛の地から出られない」
「独りが寂しいんじゃない。好きなひとと一緒にいられないのが、寂しいんだなって(気づいたの)」
TBS/2021年12月7日放送
【脚本】おかざきさとこ/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第7話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「(SNSって)キラキラとか、流行ものとか・・・なんか、みんな同じ感じだし。ナンバーワンにも、オンリーワンにも なり難い世界って感じ」
「この観光PRの話がきたときは うれしかったですけど、わたしがいなくても ほかの誰かがやってただけ。ちょっと料理のできるインフルエンサーなんて、ごまんといますから。(中略) いずれ、代わりは出てきて、わたしは消える。それがわかってるから、必死に寄生できる場所 探してたんですけど」
TBS/2021年11月30日放送
【脚本】田辺茂範/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第5話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「自分は失敗したくないから計画通りの道を選んできたけど、旭くんは計画通りの道も、思いつきの道も、きっと同じなんだなって(思った)。旭くんにとって、その道が幸せにつながるなら、どっちでも いいのよね」
TBS/2021年11月16日放送
【脚本】おかざきさとこ/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第4話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「ひとも、犬とか猫と同じ。生きていくためには、誰かに甘えないとね」
「勝手にイメージを作り上げるのも、意外な一面に幻滅するのも、結局は そのひとのことが好きだからでしょ。誰かを好きになるって、勝手なことなんですよ」
TBS/2021年11月9日放送
【脚本】おかざきさとこ/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第3話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「相手のこと、なんでも わかってたら、結婚なんてできないわよ。夫婦なんて、わかんないから いいんじゃない」
「大加戸が もらったのは、仕事じゃなくて、チャンスだ。つかみ取れるかは、大加戸次第だ」
TBS/2021年11月2日放送
【脚本】田辺茂範/【原作】有生青春
婚姻届に判を捺しただけですが・第1話 [婚姻届に判を捺しただけですが]
「もしかして大加戸さんは、ポストの郵便物やチラシを、とりあえずダイニングテーブルに置くタイプですか。そして、必要なときに、必要なものが どこにあるか わからなくなる――。洗濯は、乾燥まで終えたら洗濯乾燥機から服を引っ張りだして、そのまま着てしまうタイプ。いつか使うだろうと、弁当や総菜についている醤油やソースを、冷蔵庫の中に やたら ためてしまう・・・」
TBS/2021年10月19日放送
【脚本】田辺茂範/【原作】有生青春