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ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~・第9話 [ONE DAY]

「なんのあてもなく探し続けるってのは、ツラくて、しんどいものだ。でも、やめちゃダメなんですよね。人生と一緒だ。なにが正解で、どこに答えがあって、自分は いったい なにが したいのかってね。必死で探し続ければ、その先には 探す以前の自分よりも、成長した自分がいるはずなんです」


フジテレビ/2023年12月4日放送
【脚本】
徳永友一
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ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~・第6話 [ONE DAY]

「顔でモテるのは20代までだぞ。30代からはな、男ってのは仕事だ。仕事ができるのもそうだが、仕事を楽しんでる男ってのに、女は夢中になるもんなんだ。だから、武智たけちくん。仕事は楽しむもんなんだぞ」



「料理ってのはな、作るひとの その日の気分が出ちゃうんだ。料理を通じて、お客様に伝わっちゃうんだよ。いくら食材がよくたって、どんよりした気持ちで仕込んだものや、仕上げたものは、一級品とは言えない。おふくろの味って言うだろ。あれは そういうことなんだ。母親の愛情がこもってるから、おいしく感じ、なつかしく感じ、何歳になっても また食べたいって思うんだ」



「あきらめるって言葉はね、後ろ向きな印象が強い言葉だけどさ、『あきらめる』の語源は、明白の『明』と書いて『あきらむ』――。『明らかにする』ことだというんだ。だから、きみが もし料理の道半ばで、自分には向いていないってことが明らかになったとして・・・ほかの道に進んだとしても、それは決して後ろ向きなことじゃないんじゃないのかな」



「大根はそのまま食べても辛くはならない。だが、おろすことで細胞が破壊され、結合してた辛み成分が解き放たれることで、辛くなるんだ。つまり、辛口を言える人間っていうのは、自分自身が大根のように、何度も 何度も すり減らされて、すり減らされて、すり減らされて、経験を積んで・・・」


フジテレビ/2023年11月13日放送
【脚本】
徳永友一
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ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~・第1話 [ONE DAY]

「ヒナが卵の中から呼吸ができるように、この卵の殻には極めて小さな穴が空いてる。生まれて すぐの卵に含まれる炭酸ガスは、古くなるにつれ、卵の穴から抜けていく――。ゆで卵にするなら、新しい卵より、この炭酸ガスが抜けた古い卵のほうが、断然 おいしいんだ」


フジテレビ/2023年10月9日放送
【脚本】
徳永友一
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