痛ぶる恋の、ようなもの・第４話（最終回） [痛ぶる恋の、ようなもの]
「ユリさんは一般人で、自分らだって、学生映画 撮ってるだけの素人のくせに（いっぱしの映画人ぶって）恥ずかしくないの？ （中略） そもそも、作品に銃が出た時点で終わりだと思う。日本に銃なんて、ないから」
「久我ユリのこと、破天荒で自由奔放でって・・・わたしは思わないです。自信なくて、意志 弱くて、だから ひとの気 引くためなら なんでもする――。許してくれるひとのことは、傷つけていいと思ってるし。てか、傷つけたのに そばにいてくれたら、そりゃ 安心しますよね。精神安定剤にされたてんですよ、根津晴さん。優しいから」
テレビ東京／2024年3月28日深夜放送
【脚本】灯敦生
痛ぶる恋の、ようなもの・第２話 [痛ぶる恋の、ようなもの]
「いい大人っていうのは、どんな目線にも合わせられるひとだと思うの。だから、遊ぶときも精一杯 遊ぶの。子供の感性を育むのに制限をかけないのが、教育であり、芸術です」
「愛の確かめ合いがメイクラブ、子孫を残す行為がセックス、性欲の発散がファックなんだって」
「人間って、本能が壊れた動物らしいよ。生殖行為を生涯ひとりだけに絞ること自体、動物としては狂気の沙汰なんだって」
「信用ないなら別れよう」
「それで解決しようとするの、卑怯なんだよ」
テレビ東京／2024年3月14日深夜放送
【脚本】山元環
痛ぶる恋の、ようなもの・第１話 [痛ぶる恋の、ようなもの]
「デジタルって、そんなに信用できるもの？ （ネットの画像をわたしに突きつけて）そのあと、どうなるの。『（浮気の）決定的な証拠だよ』って見せるのは、晴くんの勝手だけど、そのあと わたし 目の前からいなくなるよ。目の前にいる彼女を信じればいいのか、写真の中に写ってる わたしかどうかもわからないものを信じるのか、考えればわかるでしょ。信頼関係ないひととは一緒にいれないし、価値ないから。指を画面の右下にもっていって、ゴミ箱をタップ。タップ。信頼してる姿勢を見せて」
テレビ東京／2024年3月7日深夜放送
【脚本】山元環
