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高嶺の花・第4話 [高嶺の花]

「べつに感動(させよう)とか考えて創作するわけじゃないの・・・流行に左右されない普遍的なものを作ってるひとたちはね。商売人じゃないんだから。(中略) いま新しいものだって、10年後には古いわけ。流行はやりを追いかけるほど情ないものはないって、本能的に知ってるのよ」



「伝統芸能の世界。華道、茶道、舞踊――。しきたりや作法と、芸術性。そのてっぺんに鎮座する宗家の家元は、人間じゃない。神様のごとく祭り上げられ、声をかけられるだけで、信者のように慟哭したり、失神するひとさえいる。泣き言も愚痴もこぼせなくなる。神様はそんなことしないからね。孤独にもほどがある。そんな立場に実の娘をさせたいんですか」



「オレは(浮気は)しないよ。だって、されたら嫌ですから。相手にされたら嫌なことを、どうして自分はできます? 愛してるのに」



「同じ劣悪な環境下に育っても、一方は犯罪者になり、一方は世界を救う――。その人間の根底にある魂の問題だ」


日本テレビ/2018年8月1日放送
【脚本】
野島伸司
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