SSブログ

女神の教室 ~リーガル青春白書~・第9話 [女神の教室]

「いまここに警察が踏み込んできて、5年前に起きた ある殺人事件の容疑者として、あなたを逮捕したらどうする? どうやって無実を証明する? その日、どこで なにをしていたかを説明して、その証拠を用意できるかな。やっていないことを、やっていないと、ひとに認めさせることは、とても難しい。だから『疑わしきは被告人の利益に』――この原則が必要なの。冤罪は絶対にあってはならない人権侵害だから」



「真犯人を見つけ出すのは捜査機関のすること。刑事裁判の目的は冤罪の防止。つまり、自分がやっていないにもかかわらず、やったとされることを防ぎ、もし やっていた場合にも、やったこと以上の責任を負わされることが ないようにすることなの。裁判官だって人間。決して全能じゃない。『自分は正しい』――そういう思い込みが、冤罪を生んでいるの。だから、裁判には検事がいて、弁護士がいて、裁判官がいる。それぞれが役割をまっとうし、それぞれを信じて力を合わせる。そうすることで、ようやく真実に近づける――」



「励ますだけなら、家族でも、友達でもできる。弁護士が寄り添うっていうのはね、一緒に戦うことなの」


フジテレビ/2023年3月6日放送
【脚本】
神田優/【脚本協力】伊吹一
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。