タクシードライバーの推理日誌36 [土曜ワイド劇場]
「人生にはそもそも地図もナビもない。手探りで迷いながら、一歩一歩 進むしかない。正しい道だったか、間違っていたのかが わかるのは、たぶんずっと先になってからなのだ」
テレビ朝日/2014年12月13日放送
【脚本】塩田千種/【原作】笹沢左保
逆転報道の女 NEWS4 [土曜ワイド劇場]
「良心が少しでも残ってるやつは、そうやって一生涯 苦しみ続ける。それが罪を犯したもんが背負うべき罰だ」
「愛するひとを信じるように、同じ時代に生きる人々を信じる気持ちが、もう少し心の中にあってもいいのでないでしょうか」
テレビ朝日/2014年11月22日放送
【脚本】友澤晃一
ショカツの女9・新宿西署 刑事課強行犯係 [土曜ワイド劇場]
「復讐は愛情でしょうか? 妹さんにあなたという家族がいたように、あなたが殺そうとしている人にも、家族がいます。(中略) これ以上、悲しみを増やさないでください」
テレビ朝日/2014年9月27日放送
【脚本】谷口純一郎
残酷な視界(森村誠一の終着駅シリーズ) [土曜ワイド劇場]
「お金さえあれば、幸せだと思う者。愛する人さえいてくれたら、幸せだと思う者。仕事と住む家があれば、幸せだと思う者。そして、そのすべてがそろわなければ、幸せだとは思えない者。ひとさまざまです。犯罪はいつもその人々の心の隙間に忍び込みます」
「ひとを殺した罪は償えるんですか。警察に行って、わたしがやりました、申し訳ありませんでしたって言って、裁判を受けて、10年とか、20年とか、無期懲役とか言われて、刑務所に入って・・・。なにも問題を起こさず、態度がよかったら大幅にその期間が短くなって、ある日、刑務所の門がひらいて、今日からあなたは自由ですって言われて。それで、ひとを殺した罪は消えるんですか。償えるんですか」
「ひとを殺した罪が償えるとしたら、それはたったひとつ。殺してしまったひとを、生き返らせてあげることができたときだけ。そのひとを元通りに戻して、家族や、愛していた人たちのもとへ、帰してあげることができたときだけ」
テレビ朝日/2014年6月28日放送
【脚本】橋本綾/【原作】森村誠一
監察官・羽生宗一 [土曜ワイド劇場]
「副署長のいちばんの仕事は、キャリア様(である署長)を無事に(次の赴任先へ)送り出すことだからな」
「監察官と刑事じゃ、役目が違うんだよ。刑事なら、真っ直ぐに真実を追っていればいい。だが、監察官が守るのは、警察という組織なんだ」
「ノンキャリアがすべてをかぶってキャリアを守る。そんなことを続けていたら、警察の自浄能力はなくなります」
テレビ朝日/2014年5月10日放送
【脚本】安井国穂
スペシャリスト2 [土曜ワイド劇場]
「時間が経てば経つほど、減っていく憎しみや、悲しみもあるけど、逆に時間が経てば経つほど、積み重なっていく恨みだって、確実に存在するんだよ。お父さんが失くしたのは、命だけじゃなくて、そのあとの長い38年って時間なんだから」
テレビ朝日/2014年3月8日放送
【脚本】戸田山雅司
犯罪心理学教授 兼坂守の捜査ファイル [土曜ワイド劇場]
(『はい』 と答えるしかない質問を繰り返すことで)相手の心理は、わたしはこの人に本当のことしか話していない、と錯覚してしまうんです。一旦 錯覚してしまった心理は、そのあとの質問に対しても同じ一貫性を保とうとするんです。だから、(彼は本当のことを)しゃべってしまった」
テレビ朝日/2014年2月15日放送
【脚本】山岡潤平
100の資格を持つ女8 ~ふたりのバツイチ殺人捜査~ [土曜ワイド劇場]
「食い物屋で働くのに いちばん大事なことは、お客様の好物はなんだろうかと、常に想像力を働かせて観察することだ。なまじな知識があっても、その勘が働かない人間はダメだ」
テレビ朝日/2014年1月11日放送
【脚本】塩田千種
タクシードライバーの推理日誌34 [土曜ワイド劇場]
「悪しき心を持った悪人だけが、罪を犯すのではない。早苗さんは、善き心を持った正義の人だった。それゆえに、(暴かれない)罪を許せず凶行に走った」
テレビ朝日/2013年12月7日放送
【脚本】塩田千種/【原作】笹沢左保
法医学教室の事件ファイル37 [土曜ワイド劇場]
「こんな伝説があるの知ってる?(中略) 赤ちゃんは生まれたとき、こうやって手を広げる。そのとき、ここに握ってた “愛” を一度 手放すの。そのとき手放した “愛” を探すのが、その子の人生なの」
テレビ朝日/2013年11月9日放送
【脚本】今井詔二
ホゴカン 熱血保護司・村雨晃司の事件簿 [土曜ワイド劇場]
「こっちが手を差し伸べるのをあきらめない限り、相手も必ずいつかは手を握り返してくれる」
「どんなに足を踏み外した人間にも、良心のかけらというものは残ってるはずだ。そのかけらをつかんで引き出して、更生の道を探ってやる。それが保護司の仕事だと、わたしはそう思う」
テレビ朝日/2013年8月31日放送
【脚本】井上直哉
温泉若おかみの殺人推理26 [土曜ワイド劇場]
「警察は疑うばかりで、疑いを晴らしてくれるようなことは、一切してくれない」
「本当に償うって、自分の犯した罪に向き合って、そのことを怖ろしく思って、後悔して、恥じることから はじまるんじゃないかしら」
テレビ朝日/2012年8月24日放送
【脚本】福島治子
スペシャリスト [土曜ワイド劇場]
「ひとが殺されるっていうことはね、それまで過ごした時間も、そこから先の未来も、全部 奪われて、消えてなくなんのよ。残された人間がどんな思いするか、考えたことあんの」
「ひとを殺しておいて、捕まる前に死んじゃうのって、この世でいちばん悪いことだと思いません?」
テレビ朝日/2013年5月18日放送
【脚本】戸田山雅司