太陽と海の教室・第10話（最終回） [太陽と海の教室]
「壁は、ホントは壁なんかじゃないんだよ。――鏡なんだ。きみ自身を映す鏡なんだ」
「きみの敵は、きみなんだ。夢を失うきみ、嘘をつくきみ、お金が大好きなきみ、人の目ばかり気にするきみ、人の上に立ちたがるきみ、人の下につきたがるきみ・・・（中略）。きみの中に、そんなきみたちがいる」
「これから10年かけて、この問題を解いてほしい。（中略） 名前ではなく、学歴や職業でもなく、性別や国籍でもなく――きみたちは誰だ？」
フジテレビ／2008年9月22日放送
【脚本】坂元裕二
太陽と海の教室・第８話 [太陽と海の教室]
「どんなに偏差値を上げても、どれだけの生徒を東大に合格させても、１人の生徒を見殺しにしたら、この学校はもう学校じゃなくなります」
「このままだったら、人生が “想い出のない旅行” みたいになっちゃうと思う。大学に入って、大人になって、一生 “想い出のない旅行” を続けることになる気がする」
「きみはまだ人を嫌いになるほど、人に出会ってない。きみはまだ世界が嫌いになるほど、どこにも行ってない。きみはまだ生きることに絶望するほど、生きてはいない。きみが知っているその小さな世界から出れば、まだまだ希望はある。きみの信じた数だけ希望はある」
フジテレビ／2008年9月8日放送
【脚本】坂元裕二
太陽と海の教室・第６話 [太陽と海の教室]
「人間はどうして泣きながら生まれてくるか、知ってる？ 生まれてくるのが嫌だからだよ」
「人間がさ、泣きながら生まれてくるのは、叫んでるからだよ。ぼくはここにいるぞ、わたしはここに生きてるんだぞ。そう、叫びながら生まれてくるんだ」
「順番が逆だ。できるか、できないかは、やりたいか、やりたくないかの、あとに決めることだ」
フジテレビ／2008年8月25日放送
【脚本】坂元裕二
太陽と海の教室・第５話 [太陽と海の教室]
「教科書を読むと、勉強が嫌いになります。教科書って（勉強に）悪影響だと思います」
「あたしたちがいましている勉強は、全部不正解です」
「学校は現実にあわせることを学ぶ場です。現実が正しいか、間違ってるかを、協議する場ではありません」
「たとえ99％の努力が無駄になったとしても、１％しか報われないとしても、力を尽くした者にとって、その１％は100％なんじゃないかな」
「99％の無駄な努力の先に宝物はある。無駄な努力は、無駄じゃないんだ」
フジテレビ／2008年8月18日放送
【脚本】坂元裕二
太陽と海の教室・第４話 [太陽と海の教室]
「それは、おまえが自分で書いた “なれません” という線だ。子供のころにはなかった線。大人になると、知らず知らずのうちに引いてしまう線――」
「楽しくて始めたピアノだったのに、いまは数学の問題のように思える」
「立ち向かうやつだけが、えらいわけじゃないよ。自分や他人を傷つけてまで戦うことは、えらくもなんともない」
「生きることは、自分の限界を決めることじゃない。可能性を信じることだよ。生きることは、自分の地図を作ることじゃない。地図の外へと（中略）はみ出してくことだ」
フジテレビ／2008年8月11日放送
【脚本】坂元裕二
太陽と海の教室・第３話 [太陽と海の教室]
「責任てのは、何かあってから取るもんじゃない。何かが起こる前に動くことなんだ」
「誰もやりたがんないことはあるよ。だけど、誰もやらないことは、誰かがやらなきゃいけないんだ」
フジテレビ／2008年8月4日放送
【脚本】坂元裕二
太陽と海の教室・第１話 [太陽と海の教室]
「今日で高校生は終わりだよ。明日からは受験生」
「金持ってりゃ、勝ちか。なきゃ、負けか？ 違うよ。人に勝つってのは、勝つことじゃない。自分に勝ったやつ、自分の目標に届いたやつが、勝ったやつなんだ」
「自分の胸に問いかけるんだ。ボクはこれでいいのか、ボクは正しいのか、ボクはいま胸を張って生きてるか。この胸だけが、生きてく上での道しるべになんだから」
フジテレビ／2008年7月21日放送
【脚本】坂元裕二
