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トクサツガガガ・第7話(最終回) [トクサツガガガ]

「非実在甥戦法――。そこに甥っ子がいるとイメージすれば、(児童向け雑誌を買うことに)恥ずかしさなど微塵もない。隠れオタの奥義である」


NHK BSプレミアム/2019年3月1日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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トクサツガガガ・第6話 [トクサツガガガ]

「たしかに わたしは泣き虫よ。でも、泣きながらだって、戦ってやるんだから。・・・泣き虫だけど、弱虫じゃないわ」



「うちはな、オレが小学校のときに離婚しとるから。お母ちゃんはオシャレも、遊びも、あきらめて、女手ひとつで必死やったんや・・・自分が我慢してきたことを、子供に与えることが愛情と信じて疑わず」



「なんで、あの赤いの うじゃうじゃ出てきたの? (戦隊ものって)赤いの ひとりじゃなかったっけ?」
「あれは お正月映画によくあるスペシャル演出で、歴代のヒーローが集結するんです。あ、ヒーローたちの紅白歌合戦みたいなもんと思ってください」
「全然わからないけど・・・。 繁殖期に大量発生するアカガニかと思ったわ」


NHK BSプレミアム/2019年2月22日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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トクサツガガガ・第5話 [トクサツガガガ]

「24才の女が(DVD欲しさに)書店で完全未就学児ターゲットの雑誌を買う醜態なぞ、食玩の比じゃないですよ」



「変じゃないよ。(男の子のオモチャでも)欲しいって思ったもの、選んでいいんだよ」


NHK BSプレミアム/2019年2月15日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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トクサツガガガ・第4話 [トクサツガガガ]

「これ、お仕事系ドラマによくある、あれだ。ミスが発覚して、みんなで残業するやつ。困難を乗り越えて、ひとつになる定番のやつ。イケメン俳優が『みんなでやれば、なんとかなる』とか、根拠のない精神論を言い出すやつだよ」



「テレビを観たい、本を読みたい、帰って寝たいは、なんで用事として認められないの。(中略) 不真面目に思われるかもですけど、わたしが仕事がんばろって思えるのは、休日や仕事が終わってから、友達とショッピング行ったり(カプセルトイだけど)、人気のスイーツ食べたり(食玩だけど)、お芝居見たり(ヒーローショーだけど)、好きなインテリアにこってみたり(フィギュアだけど)、そういうのがあるからで、そういうのがあるから、頑張ろうって思えるわけであって。だから、わたし、マイさんにとっても、デートはかけがえのない時間だと思うんです。マイさん、そうじゃない? マイさんにとって(わたしにとって)、デートは(録画の消化は)かけがえのない時間――」



「会社の大事なイベントから見たら、わたしたちの用事なんて、ちっぽけな話ってことですよね。でも、みんな我慢している、もっと忙しいひとがいるって考えて、残らなきゃいけない風潮が、わたしたちに残業を強いるんじゃないですか」


NHK BSプレミアム/2019年2月8日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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トクサツガガガ・第3話 [トクサツガガガ]

「世間的には、あまり知られてませんが、泰風たいふうくんが無名時代、特撮に出ていたことは、コアなファンなら知っている情報です。好きな俳優の話から、デビュー作の話に移行すれば、自然な流れで『ストレンジャーファイブ』に持っていけますよね。それで『友達の子供が好きで』って、(DVDを)渡せばいいんです。ただ貸せばいいってわけじゃないわよ。普通のドラマはワンクール、3カ月で終わるのが現在のポピュラーなスタイル。ただし、特撮のシリーズは1年がワンシリーズで、だいたい50話構成。その50話すべてのDVDを一度に貸しても、長すぎて観る側も苦痛ですよね。観てもらえない可能性も高い。(中略) まずはワンクール分 貸して、様子を見ましょう。あと、ほかにユキちゃんさんが好きなものは? 知らないじゃ、困るんですよ。コメディとシリアスだと どちらが好きとか、アクションに興味があるとか、モチーフはなにが好きとか、そういうのは(勧誘のための)重要な情報なんです。いいですか、中村さん。(特オタの)仲間作りは “狩り” です」



「今回はこのあたりで引いてみましょうか。いえ、(仲間作りは)あきらめませんよ。相手を鮭に例えるなら、戻り鮭を期待するんです。いま(ユキちゃんさん)は泰風くんのみ目当てでも、特撮にイケメンがいることを覚えたサーモンは、また新たなイケメンを求めて、特撮の川に戻ってくる可能性は充分にあります。それを待つんです」



「(ヒーロー)ショーのスタッフは、本編が まだ どうなるか決まってない段階で準備しなくちゃいけないから、テレビの(追加戦士)登場のタイミングに合わせると、だいたい(キャラをつかみきれずに)こんな(微妙な)感じなんですよ」



「いまのヒーローは、いましか会えないんですよ。いまはテレビでもやってるし、毎週どこかでショーもやってますけど、来年の2月の最終回を迎えたら、いつでも会えたことが、本当に夢のような時間だったんだなあって思うんです」


NHK BSプレミアム/2019年2月1日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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トクサツガガガ・第2話 [トクサツガガガ]

「やっぱ(ヒーローショーは)親子連ればっかだな。でも大丈夫。今日のわたしは『仕事の休憩中、なにをやっているか暇つぶしに(イベント広場を)のぞいているだけのひと』なのだから。片手間感を出すコーヒーはマスト。小脇に抱えた書類で、外回りっぽさ万全。スマホいじりで興味のなさ演出。あえて普段の通勤スタイルにすることで偶然を装う上級テク。これなら不自然ではあるまい」



「(戦隊オタがバレそうになったら)名づけて、秘技『イケメンが好きであるという建前』(でごまかす)」



「関係ないと思います・・・好きなものに、性別とか、年齢とか。それはきっと、自分が決めていいことだと思います」


NHK BSプレミアム/2019年1月25日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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トクサツガガガ・第1話 [トクサツガガガ]

「(年頃女子が特撮ソングをカラオケで歌ってもドン引かれないためには)テンションは抑え気味に歌う。英語と、早口な部分は、難しくて歌えない感じで濁す。シャウトと台詞は歌わない。テレビサイズで流れない部分、ブリッジ部分は総じてスルーだ」


NHK BSプレミアム/2019年1月18日放送
【脚本】
田辺茂範/【原作】丹羽庭
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