青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―・第10話(最終回) [青のSP]
「過ちは誰でも犯す。でも、大切なのは、そこから なにを学ぶか。復讐の愚かさを学んだ三村さんなら、面接でしっかりと答えられるはずよ」
「ズルして手に入れたものなんて、なんの値打ちもないんだよ」
フジテレビ/2021年3月16日放送
【脚本】大石哲也/【原案】『スクールポリス』
青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―・第9話 [青のSP]
「これは親子の問題だ。ただし、子供を虐待する親は論外だ。あんたは自分の娘を自傷行為するまで追いつめた。(中略) あんたは娘を利用して、人生の生き直しを図ろうとしてるだけだ」
「家族の病理は連鎖する。いま断ち切らないと、彼女は一生(母親の)あんたを恨んで生きることになる。そして、自分の子供にも おんなじことを繰り返す。それでもいいのか」
フジテレビ/2021年3月9日放送
【脚本】大石哲也/【原案】『スクールポリス』
青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―・第8話 [青のSP]
「わたしは(体罰がなかったと)先生方を信じてます」
「そうじゃないでしょう。学校に都合がいいほうを信じる。都合が悪いことは切り捨てる」
「人間はな、嘘をつくと、その場から逃げたい心理から、血が足に集中する。それで、手が冷たくなるんだ」
「プロ野球選手になれる人間は、おっしゃる通り、ほんの ひと握りです。ですが、プロになれないから なんなんですか。プロになれるか、なれないかが、すべてじゃありません。いま なにか ひとつのことに どれだけ熱中できるか。あきらめずに打ち込めるか。それが将来の糧になると、わたしは考えています。わたしも中・高・大学と野球に打ち込んできました。プロになりたかったですが、なれなかった。でも、いまは その時間がムダだったとは思いません。ツラくても自分から逃げなかった。その経験がいまの わたしを救ってくれています。わたしは子供たちに、たとえ負けても逃げない強さを知ってもらいたいんです」
フジテレビ/2021年3月2日放送
【脚本】山岡潤平/【原案】『スクールポリス』
青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―・第6話 [青のSP]
「職員室は民主主義じゃない。封建主義なんだよ。それぞれの学年は、その学年主任が統括してる。(ほかの学年の)やり方に、お互い、口出ししないのがルールだろ」
「教師の仕事は(嫌なら辞めるとか)そんな簡単じゃない。頭では我慢できると思っていても、体が悲鳴を上げるんです。それでも、生徒のためならって、みんな頑張って・・・。その気持ちに、学校はつけこんでます。これじゃ、やりがいの搾取ですよ」
「オレは(警察官として)ひとを守ってるんじゃない。秩序を守ってるんだ」
「あなたたちの その異常なまでの『生徒のため』精神が問題なんじゃないですか。頑張るだけならいい。でも、命までかけてるようじゃ、あなたたち、もはや やりがいの奴隷ですよ、奴隷。奴隷の分際で人間らしい生活がしたいなんて、おこがましいんだよ」
フジテレビ/2021年2月16日放送
【脚本】小島聡一郎/【原案】『スクールポリス』
青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―・第5話 [青のSP]
「(外国人だからと)イジメられても、真っ当に生きてるやつもいる。道 踏み外したやつに、同情なんかしてんじゃねえ。同情も差別と一緒だ。犯罪を犯す、犯さないに、人種なんて関係ない」
「反省したタイミングで、もの頼むの、ズルくないですか」
「イジメなんて言葉を使ってたんじゃ、なくならない。イジメは、暴行、傷害、恐喝罪――。イジメたやつは犯罪者だ」
フジテレビ/2021年2月9日放送
【脚本】山岡潤平/【原案】『スクールポリス』
青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―・第1話 [青のSP]
「なんで、この赤嶺中(学校)が(スクールポリス制度の)指定校に選ばれたと思う? (中略) 危険だからだ、この学校が。この町は昔ながらの下町だったが、タワーマンションができて、外国人労働者も増加してる。つまり、この学校には、いろんなタイプの子供たちが通ってるってこと。価値観の多様化は衝突を生みやすい」
「おまえはネットを使って暴力を振るい、あいつらの心をつぶしたんだ。心をつぶされた人間は、なにをしでかすか わからない。自ら死を選ぶ者もいれば、やけになって、ほかの誰かを傷つける者だっているかもしれない。もし、それで犠牲者が出たとき、おまえ、責任 取れんのか」
フジテレビ/2021年1月12日放送
【脚本】大石哲也/【原案】『スクールポリス』