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白い濁流・第8話(最終回) [白い濁流]

「真っ直ぐすぎるから、純粋すぎるから、止まることができない。一樹くんは、そういうひとだから」


BSプレミアム/2021年10月10日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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白い濁流・第7話 [白い濁流]

「勝つ――とは、どういうことでしょうね。正義のために(訴訟を起こして)ボロボロになるまで戦ったとします。でも、たとえ勝利をつかんだとしても、相手が改心するとは限らない。むなしい思いをするひとを、わたしは大勢 見てきました。もちろん、戦い続けるひとを否定はしません。あきらめない・・・それもまた人生です。でも、裁判で勝つことと、人生の勝利は別です」



「研究者の正義とはなんだ。社会に役立つ研究や発明をすることか。それとも、金になる研究か。どちらも違う。研究者の正義とは、目の前の研究に真正直に向き合い、真摯に答えを積み上げていくことだ」


NHK BSプレミアム/2021年10月3日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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白い濁流・第6話 [白い濁流]

「ある偉人は言った。人生には2種類の悲劇がある、と。ひとつは、望むものが手に入らない悲劇。もうひとつは、心から望んだものを手に入れてしまった悲劇――。あのときのぼくは(中略)知らなかった。人生の悲劇が もうひとつあるということを。本当の悲劇とは、自分が心から望むものが なんなのか、わからなくなってしまうことだということを」



「ひとというのは、金(賄賂)を受け取るときに、誰もが卑屈になるもんだ。(だから、金を渡すこちら側は)これでもかというくらい頭を下げろ。最初から最後まで、金の話は一切 出すな。『お世話になります』――この一言だけで、充分 伝わる」


NHK BSプレミアム/2021年9月26日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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白い濁流・第5話 [白い濁流]

「一から十まで、この男の原動力は金だ。全部、腐ってる。この男も、研究室も、この茶番(調査委員会)も。末端の研究者から奴隷のように搾取して、なんとか回ってるこのシステムも。それに・・・こんな男についてきたオレ自身も、死ぬほど腐ってる」



「客が(認可保健用食品に)求めてるのは夢だ。現実的な効能じゃない」



「彼らが求めてるのは、なにかを生み出す人材じゃない。たとえ中身が空っぽでも、目端が利き、空気を読み、どんな理不尽な命令にも文句も言わずにしたがう人材――」


NHK BSプレミアム/2021年9月19日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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白い濁流・第4話 [白い濁流]

「なにかを得るためには、なにかを捨てなければいけないと、ひとは言う。だけど、手放すものさえない者に、なにかを得ることなど できるのだろうか」


NHK BSプレミアム/2021年9月12日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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白い濁流・第2話 [白い濁流]

「科学の世界にも流れがある・・・流行という名の流れが。多くの研究は、まるでファッションのように世の中から求められ、消費され、大半は忘れ去られていく。だから、多くの研究者は自分だけの寄る辺を探し、流されまいと もがく。」



「ポスドクってのは、教授に了解もらわないと(研究を)なにも進められないの。職務倫理規定っていうのがあって、オレたちの研究の功績は、大学に帰属するわけ。つまり、すごい発見をしたとしても、権利は大学のもの。もっと言えば、教授のものなの。たとえ材料を自分で買ったって、そこでやった研究は全部 大学のもんなんだ」


NHK BSプレミアム/2021年8月29日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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白い濁流・第1話 [白い濁流]

「反証可能性――つまり、一度 出した結論以外の可能性も認めることができて、初めて科学的と言えるんです。御社も科学に立脚した企業。あらゆる可能性に目を向けるべきです。工場長ひとりに責任を押しつけて終わりにするようなことはないと信じています」


NHK BSプレミアム/2021年8月22日放送
【脚本】
池田奈津子/【原作】小籔浩二郎
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