生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第8話(最終回) [生きて、ふたたび]
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第7話 [生きて、ふたたび]
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第6話 [生きて、ふたたび]
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第5話 [生きて、ふたたび]
「おまえ、まさか、刑務所にいたら一年一年 罪が軽くなって、13年務めたら、自分の罪が無くなったなんて、勘違いしてんじゃねえだろうな。おまえの罪は軽くなんか ならない。遺族はずっと泣いてんだ。おまえの罪は軽くなるどころか、どんどん、どんどん、重くなるんだよ」
「わたしたち保護司は、なにができるんでしょうか」
「信じることができる。(刑期を終えて出所しても、まわりで事件が起きる度に)ずっと疑われ続ける彼らを、疑わず信じることができる。それが彼らのやり直す力になるんじゃないか。それが保護司の仕事なんじゃないか。保護司が信じなかったら、誰が信じるんだ」
NHK BSプレミアム/2021年12月26日放送
【脚本】久松真一、武居秀剋/【脚本協力】藤井裕也
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第4話 [生きて、ふたたび]
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第3話 [生きて、ふたたび]
「一生懸命なんでしょ。そういうひとには、ちゃんと応える、感謝をする――。それが当たり前でしょ」
「むかしは塀の中のほうがラクでした。世間に つまはじきされて、たった独りで・・・。でも、ふと気づいたんです。塀の中には なにもない。夢がない。でも、外の世界は違う。夢がある。未来がある。その未来は自分で変えられる。先生のように笑顔でいれば・・・そう思ったんです」
「先生が公園の掃除を勧めてくれたでしょ。はじめは『つまんねえな』『面倒くせえなあ』と思ってました。でも、ある日『ごくろうさま』って声をかけてくれるひとがいて・・・こっちが にっこり笑う。そうすると、むこうも笑う。先生が教えてくれたんです。笑顔でいれば、希望に変わる。人生が変わる――」
NHK BSプレミアム/2021年12月12日放送
【脚本】久松真一/【脚本協力】武居秀剋
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第2話 [生きて、ふたたび]
生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔・第1話 [生きて、ふたたび]
「なにひとつ罪を犯したことのない人間が、(世間には)どれくらい いるのだろう。罪を犯した者、被害を受け泣いている者――。不寛容、自己責任、分断、格差――。この社会で笑い続けているひとは、どれほどいるのか・・・」
NHK BSプレミアム/2021年11月28日放送
【脚本】久松真一