元彼の遺言状・第10話

「裁判とは真実を述べるべき場所です。ただ、誰かが嘘をついたら、真実に たどりつくことは、とても難しくなります。でも、あきらめてはいけない。なぜなら、その真実には ひとりの人間の人生がかかっているから」

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「お金が ひとを狂わすんだから」
「狂ったひとが お金を手にしただけです」

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フジテレビ／2022年6月13日放送
【脚本】杉原憲明／【脚本協力】中園勇也、伊吹一／【原作】新川帆立

元彼の遺言状・第９話

「いい弁護士の条件って、なにか知ってる？　嘘か本当かを見分けることができる弁護士よ」

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「誰にも必要とされず、誰にも見えない――。ぼくは６年間ずっと透明だった。でも、ふたりだけ・・・栄治と麗子ちゃんだけが、ぼくを見つけてくれた。ふたりには ぼくの姿が見えたんだ。ぼくは麗子ちゃんのおかげで、逃げるのをやめることができた。だから、たとえ裁判に負けても、それで殺人者と呼ばれても、ぼくは後悔しない。ぼくはもう透明人間じゃなくなったから」

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フジテレビ／2022年6月6日放送
【脚本】小谷暢亮／【脚本協力】中園勇也、伊吹一／【原作】新川帆立

元彼の遺言状・第８話

「罪を犯した人間は、金持ちでも貧乏人でも、平等に法律によって裁かれなければならない。そして同時に、無実の人間は決して裁かれてはいけない」

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フジテレビ／2022年5月30日放送
【脚本】中園勇也／【脚本協力】伊吹一／【原作】新川帆立

元彼の遺言状・第６話

「ひとに裁きを下せるのは、神でも、あなたでもなく、法律だけです」

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「どんな悪党でも聖者でも、金持ちでも貧乏人でも、測るのは法律という同じモノサシ」

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フジテレビ／2022年5月16日放送
【脚本】小谷暢亮／【脚本協力】中園勇也、伊吹一／【原作】新川帆立

元彼の遺言状・第４話

「法律って 不公平ですね。何度 殴られても助けてくれなかったのに、一度 やり返しただけで罪になるなんて」

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「法律は公平よ。不公平なのは、法律を使う人間のほう」

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「心が貧しいからね、金、金、言うんだよ。金の亡者め」

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フジテレビ／2022年5月1日放送
【脚本】杉原憲明、中園勇也／【脚本協力】伊吹一／【原作】新川帆立

元彼の遺言状・第２話

「やりきれませんよ。莫大な遺産を手に入れても、彼は これから それ以上のものを失っていく」

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「お礼なら、いらない。謝礼なら、受け取る。聴取なら、手短に」

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フジテレビ／2022年4月18日放送
【脚本】杉原憲明／【脚本協力】中園勇也、伊吹一／【原作】新川帆立

元彼の遺言状・第１話

「遺産が10億あったとしても、遺留分として３分の１は親にいく。そこから相続税で半分以上 持っていかれて、それをふたりで分け合ったら、報酬は１億ちょっと。もし遺族が異議申し立てをおこなった場合、この遺言は公序良俗に反するとして無効になる可能性が高い。有効にするには、裁判で戦うことになる。こんな色物事件の代理人なんかやったら、稼げる仕事は今後 回ってこない。たったの１億じゃ、割に合わないの」

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「お互い、ツラいわね。美しくなければ男性が冷たいし、美しければ女性が冷たい」

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「（ポトラッチとは）北アメリカの先住民族に伝わる風習です。部族間で贈り物をする場合、贈られたほうは もらったもの以上のものを返さなければいけない。贈り物は どんどん大きくなり、最終的には どちらかが返せなくなる。お返しができなければルール違反。富をもって相手を支配するんです。つまり、栄治は返しきれない贈り物を贈ることで、相手を苦しめたかった――。与えることは、奪うこと。あの遺言は復讐なんですよ」

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「（救世主ベビーは）移植が必要な子のために、ドナーになるべくして つくられた子のことです。富治とみはるさんは生まれつき、重い血液の病気を持っていた。救世主ベビーをつくることは、悪いことではありません。病気も治癒して、兄弟もできるなら、そんなに素晴らしいことはない」

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フジテレビ／2022年4月11日放送
【脚本】杉原憲明／【脚本協力】中園勇也、伊吹一／【原作】新川帆立