わたしの一番最悪なともだち・第32話(最終回) [わたしの一番最悪なともだち]
「高校受験も、大学受験も、わたしは受かりそうな学校を受けただけ。ゾンビゲーム 作りたいって夢はあったし、実際、内定もらった。そこだけ言うと、みんな『夢かなえてて、すごいやん』って、言ってくれるけど、違う。わたしは、自分の手が届きそうな範囲のものを、夢って言ってるだけ」
「悩み事があるときは、タイムリミットを設けたらいいって教えてくれたひとがいて・・・。まあ、そのひとの言うタイムリミットっていうのは、カレー 多めに作って、それ食べきるまでに、っていうことなんですけど」
NHK/2023年10月12日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
注)『わたしの一番最悪なともだち』全32話のうち、スタッフロールに「原案:吹野剛史」の表記があったのは第4話のみでしたが、そのエピソードだけが吹野氏の原案とは考えにくいので(NHKオンデマンドでは各話に「原案:吹野剛史」の表記あり)、当ブログでは全話「原案:吹野剛史」でエントリーします。
わたしの一番最悪なともだち・第31話 [わたしの一番最悪なともだち]
「どうしたんですか、今日。ため息 集めて、風船 飛ばせそうですよ」
「なんで “自分” って、ひとりだけなんですか。悩んでないときの自分に、いまの悩み 解決して欲しい」
NHK/2023年10月11日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第27話 [わたしの一番最悪なともだち]
「開催しましょう、合コンです。合同昆虫パーティ・・・略して『合コン』です。みんなで、自分ではないもの、虫になりきって話せば、心の内も話せるんじゃないか、という会です」
「ちゃんとしてるわたしを『好き』って言ってくれたんやから、ちゃんとしなきゃって頑張ってきた・・・。本当の姿を見せて、嫌われるんじゃないかって怖かったから、頑張ってきた」
NHK/2023年10月4日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第26話 [わたしの一番最悪なともだち]
「わたしはね、『お母さん』って役割に満足してる。だから、あんまり『本当のわたし』とかは、思わないかな。あ、でも、ほたるは『子供』の役割とか、考えなくていいからね。ほら、子供は親のこと『お母さん』『お父さん』って呼ぶけど、子供のこと『子供』って言う親 いないでしょ。だから、子供は役割なんか考えないで、やりたいこと やったらいいの」
NHK/2023年10月3日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第25話 [わたしの一番最悪なともだち]
「前に進むための問いは、ふたつあると思うんです。ひとつは、自分のやりたいことと向き合うこと。もうひとつは、自分にできることと向き合うこと」
NHK/2023年10月2日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第23話 [わたしの一番最悪なともだち]
「『あきらめない』って、聞こえはいいですけど、要は適切な決断が できていない言い訳でもありますよね。あきらめずに粘った結果、決断できなかった結果、間に合わなくなる。ギリギリになる。そして、結果、あきらめることになる。自滅する。これがいちばん怖いんです」
「いちばんの問題点は、決済会議までの時間が2か月だという点だと思っています。(中略) ただ、わたしは『2か月ある』と思っています。2か月あれば・・・ラディッシュ、2回 収穫できます。ハツカネズミは赤ちゃんから大人になります。2か月ある――と思っています。なんとか協力していただけないでしょうか」
「わかります。時間の使い方によっては、という気持ち。なんとか間に合うんじゃないか、という気持ち。その気持ちは肯定したい。したいですが、道のないところを、勢いだけで進んでいくような やり方は容認できません」
NHK/2023年9月27日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第20話 [わたしの一番最悪なともだち]
わたしの一番最悪なともだち・第13話 [わたしの一番最悪なともだち]
「朝 起きたら、まずスマホを見ます。なにか知りたいことがあるわけでも なんでもなくて、ただスマホを見ます。たぶん、自分だけが知らないことがあるのが怖いからです。それで、もうすぐ はじまるドラマに誰が出るとか、いま誰が炎上してるとか、そういうことを一通り知ったら、『今日も世界、こんな感じか』と思って、ベッドから出ます」
NHK/2023年9月11日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第11話 [わたしの一番最悪なともだち]
「親友だと思う基準ならあります。3つの涙です。(中略) 笑いすぎたときに流れる涙。あくびしたときに流れる涙。あとは、悲しいときに流れる涙。この3つを共有できたら、わたし、このひとと親友だなあって思いますね」
NHK/2023年9月6日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
注)実際の台詞は 「笑いすぎたときに流れる涙。あとは、あくびしたときに流れる涙。あとは、悲しいときに流れる涙」 でしたが、こちらの判断で 「あとは」 の連続を削除しました。
わたしの一番最悪なともだち・第10話 [わたしの一番最悪なともだち]
「(リクルート)スーツって、ホント、なんなんすかね。戦うための鎧みたいなもの なんすかね。それとも こう、免罪符的なもの なんすかね。(就職のためなら)嘘ついてもいいっていう免罪符・・・」
NHK/2023年9月5日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第9話 [わたしの一番最悪なともだち]
「最近、掃除がスムーズなんよね。ていうか、掃除機がちゃんとゴミしか吸い込まないんよね。わたしって本来、(中略) 掃除機かけると、ゴミじゃないものまで吸い込んじゃう・・・そういう人間っていうか、人生のはずなんよ。あるでしょ、そういう人生のテンポ感みたいなの」
「なんか、イヤやな。(中略) 自分のこと、こんなもんやと思うことで安心するって、そういう気持ちに逃げてるっていうかさ」
NHK/2023年9月4日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第7話 [わたしの一番最悪なともだち]
「黙秘します」
「沈黙という名の肯定だ」
「慎吾は いいひとだ。(中略) いいひとを心配させてしまったとき、ひとは それなりの覚悟を持って反省しなきゃいけない」
NHK/2023年8月30日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第4話 [わたしの一番最悪なともだち]
「エントリーシートの時点でバレてるんよね、たぶん・・・なんにも ないってことがさ。わたしが いちばん わかってるよ。わたしを22年やってるんやから。なんにもないってことぐらいさ」
「自分がいいなと思うひとに気に入ってもらえるなら、演じたほうがよくない? 苦しいな、オレは・・・素を見せて、誰にも気に入ってもらえないほうが」
NHK/2023年8月24日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史
わたしの一番最悪なともだち・第3話 [わたしの一番最悪なともだち]
「いいねえ、留年っていう悟りをひらいたひとは、行動に余裕があって。(中略) 一回、正式に捕まったほうがいいよ・・・自由奔放罪とか」
「やっぱり、あれが そもそもの間違いやったんやな。聞いちゃったんよね、『なに食べたい?』って・・・あいつが転がり込んできた日の夜にさ。養う体制、整えちゃったよね」
NHK/2023年8月23日放送
【脚本】兵藤るり/【原案】吹野剛史