コタツがない家・第９話 [コタツがない家]
「一流の大学 出て、一流の商社にいたのは立派なことだけど、自分が正しいと思いすぎてんだよね。やることなすこと、全部 独りよがりじゃん。しかも、まわりの人間を下に見てるから、ひとの話 全然 聞かないし」
「『クマさん』って（いう）、お義父さんの舎弟がいるんですけど、これがまた いいキャラしてるんですよ。二人合わせて、ギリギリ一人前って感じが、もう最高に笑えますから」
「あたしもね、結婚に執着してただけかもなって。結婚と仕事を両立してる自分でいたかったんだと思う。悠作はそういう相手として都合がよかったんだろうね」
「（女心を）理解しようと思たってムダだぞ。（中略） ひっかけクイズみたいなもんだからさ。それでも めげずにグイグイいったら『ウザい』って言われるし、こっちも一歩 引いたら『なんで、もっと強引にきてくれないんだ』って怒られるわけ。それでも、男は選ばなきゃいけないんだよ。しょうがねえんだよ。人生を決める大事な分岐点って、どっちを選んでも間違ってるように見えるときだからさ」
日本テレビ／2023年12月13日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第８話 [コタツがない家]
「お父さんて、ホントにズルいよね。本当はお母さんに まだ未練があるくせに、それは絶対 認めないで『あいつのためだ』って言い方しか しないのよ。（中略） 他人のせいにして、自分のエゴを押し通したいだけなの。だから、離婚されちゃったんじゃないの」
日本テレビ／2023年12月6日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第７話 [コタツがない家]
「（うるさく言われるより）無言の不機嫌が、この世でいちばんツラいんだからね」
「若いころって、なんにも縛られてない時間のことを自由って思いがちだけど、違うよ。時間の制約がある中で、たまに訪れる解放感のことを自由って言うんだよ」
「オレなんか、ひとの欠点ばかり目について、すぐに見限ってしまうが、あいつは ひとの いいところを見つけて、愛情を注ぐ才能がある」
日本テレビ／2023年11月29日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第６話 [コタツがない家]
「興味がないわけじゃないと思うな。兄貴は むかしから自分のことで手一杯なんだよ。まわりの家族のことを考える余裕がないっていうか」
「結婚って、めちゃくちゃ怖い お化け屋敷に似てない？ 絶叫も聞こえるし、泣いてるひともいるのに、みんな 怖いもの見たさで入っちゃうんだよ。でも、入ったひとは あんまり詳しいことを教えてくれなくて・・・おまえも入ったら わかるからって」
日本テレビ／2023年11月22日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第５話 [コタツがない家]
「社内恋愛で大事なのはな、脈があるか ないかを、早急に判断することだ。脈があれば、全力で背中を押してやる。脈がなければ、その気持ちにフタをして仕事に切り替えさせる――。それが上司の務めだ」
日本テレビ／2023年11月15日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第４話 [コタツがない家]
「（子供の）学校の行事で、土日の仕事 休んだことあるか？ （中略） 平日の休みに遊園地 行ったり、レストラン 行ったりして、穴埋めしてる気になってたみたいだけど、あれ 勘違いだからね。土日の穴埋めは、土日にしかできないから」
「散歩に連れてっても、ずっと泣かれるから何度も職務質問されたし・・・」
「イヤイヤ散歩してるって、子供にはちゃんと伝わるからね」
「（子供に）文句 言われんのが親の宿命やから。口を出したら『自由にさせろ』って言うてくるし、なーんも言わんかったら『無関心だ』『助けてくれない』って、ギャーギャー 苦情 言うてくるんよ。川の石もそうやろ。最初はゴツゴツしてるけど、流されながらぶつかり合って、気がついたらお互い丸っこくなるんよ。でも、子育てって激流の時間が意外と長いのよね」
日本テレビ／2023年11月8日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第２話 [コタツがない家]
「男のひとって、（結婚式を）恥ずかしがったり、面倒くさがったりして、ノセるまでが大変だけど、本心では言うほど嫌がってないひとが多いから、その見極めが大事よね」
日本テレビ／2023年10月25日放送
【脚本】金子茂樹
コタツがない家・第１話 [コタツがない家]
「今日の朝もさ、（旦那が）リビングで飲み散らかして、死んだように眠ってたから、このまま本当に死んでてくれないだろうかって、一瞬でも期待した自分にゾッとしたよね」
「結婚生活は、本来、ぬるま湯なんかじゃないんだよ。お湯の温度を下げて快適にしてるのは、悠作、全部おまえなんだよ」
日本テレビ／2023年10月18日放送
【脚本】金子茂樹
