婚活1000本ノック・第10話（最終回） [婚活1000本ノック]
「全身の筋肉が重力に持ってかれて、笑えないし、立てないや。このまま重力に吸い寄せられて、地面にめり込んで、地球の中心のマグマに焼かれて、炭素になりたい」
「30代になったらさ、知ってる道だけ通ってても生きていけるんだけど、綾子さんってずっと自分の納得いく道を探してんだよね」
フジテレビ／2024年3月20日放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第９話 [婚活1000本ノック]
「100人の女を集めたって、95人はランキング上位のイケメンを確保することしか考えていない。（中略） そして、男は男で一握りの美人に群がる」
「婚活なんかに縛られてちゃダメでしょ。ぼくに自由を教えてくれた綾子さんが、なにくだらないことに縛られてんの。（ぼくも、婚活）やってるけどさ、これは無限の自由の中のひとつの選択肢。違う？」
「カロリーだけでも持って帰らないと。食え、食え」
フジテレビ／2024年3月13日放送
【脚本】原野吉弘／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第７話 [婚活1000本ノック]
「（誕生日プレゼントに）ちょうどいいから、花は。出会ったばっかりの相手に、高価なものは重い。でも、食べ物は なんか味気ない。かといって、ハンカチなんかの小物だと、センスが問われる。そんなとき、いちばん ちょうどいいのが花です」
「『死んだように生きよう』とか、ふざけたこと言うなよ。（中略） 生きてる人間は、生きてるように生きろ」
フジテレビ／2024年2月28日放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第６話 [婚活1000本ノック]
「行き当たりばったりで幸せになれるなんて、いまどき小学生でも そんな甘いこと考えてないですよ。愛さえあれば・・・なんて甘すぎる。結婚っていうのは、一生涯、相手と運命を共にするっていう契約ですよね。居酒屋でオーダー間違えて、『あ、間違えた。まあいいや、とりあえず これ食っとこう』なんてわけにはいかないんです。理想のライフプランを立てて、それを形にするために努力するべきなのに、南さんはノープラン。ノープラン、ノーハッピー」
「婚活のゴールって、結婚じゃないんだ・・・。結婚した先、自分が相手に与えるものが なにもないって気づいたんだよね。だから、ヤギオが あたしに いっぱい与えようとしてくれる その気持ちが重すぎたんだよね」
フジテレビ／2024年2月21日放送
【脚本】藤平久子、原野吉弘／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第５話 [婚活1000本ノック]
「婚活って、巨大なゴミ箱の中に落としたコンタクトレンズを、手探りで探すようなもんなんだよね・・・最初にあたりをつけて、一度か二度のアタックでヒットさせなきゃ、取れない感じが。ごぞごぞやってるうちに、どんどん底のほうに沈んでって。自分でも もうコンタクト 探してんのか、なに探してんのか わかんなくなっちゃってさ。なんか、婚活すれば するほど、結婚からも、恋愛からも、遠ざかってる気がしてさ」
「心から自分を愛すればこそ、心から愛するひとを見つけることができるんです」
「さすが南さん。打たれ強さにおいては、『除夜の鐘』並みですね」
「婚活において、もったいない精神は捨て去ることです。選ぶこととは、すなわち 切り捨てることなんです」
「年の差16だし、男爵からすれば、わたしもJK同然的な？」
「Ｊ『冗談は』、Ｋ『顔だけにしろ』的な？」
「人間にはそもそも、求めるものを引き寄せる力というものがありますからね。結婚をあせるより、強く願うことのほうが有効だと思いますよ」
フジテレビ／2024年2月14日放送
【脚本】藤平久子／【原作】南綾子
※ １段目は２名による連続した台詞をつなげたものです
婚活1000本ノック・第４話 [婚活1000本ノック]
「どうせ、数 打っときゃ、運命のひとに巡り合えるとか、楽観的に考えてたんでしょ。（中略） ピントあわない望遠鏡でいくら見てても、なにも見えないっしょ。ちゃんと、バシッと焦点 絞んないと」
「御曹司さまと わたしなんて、『月とすっぽん』てか、すっぽんも いまや高級食材ですから、おこがましいですよね。わたしなんてもう、小３男子の靴の裏のガムですよ」
フジテレビ／2024年2月7日放送
【脚本】山岡潤平／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第３話 [婚活1000本ノック]
「（わたしは）小説の中身より、ルックスで売れていると言われる。だから、なに？ 顔で本が売れるなら全然オッケー。文句 言いたいやつは、勝手にSNSでゴミ垂れ流してろ。痛くも かゆくもないわ」
「わたしは大洗で漁業を営む父と、北関東のレディースのヘッドの母の間に生まれた その道のエリートだった。（中略） 恋愛小説家として成功するために、ヤンキーは封印してセルフプロデュースしたら、美人作家なんて呼ばれるようになって、人気が出た。とはいえ、この業界は結婚願望があるのに仕事を優先し、のちのち相手を探すのに苦労するひとも多い。わたしは早くに結婚し、子供を産み、仕事と子育ての両方をビシッとこなし、小学校の保護者対抗リレーでは、ぶっちぎりの１位になりたい」
フジテレビ／2024年1月31日放送
【脚本】松本美弥子、ニシオカ・ト・ニール／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第２話 [婚活1000本ノック]
「わかってるよ、自分のこと、棚どころか、大気圏外に上げて、すんごく失礼なこと言ってるのも」
「ああ、あたしは また『かわいい』や『素敵』や『楽しい』を、『好き』と混同しちゃったんだな」
フジテレビ／2024年1月24日放送
【脚本】松本美弥子／【原作】南綾子
婚活1000本ノック・第１話 [婚活1000本ノック]
「婚活、それは次々と現れるクソ男たちとの壮絶なバトル。婚活とは、人間本来の姿を浮き彫りにしてしまう、まさに恐るべき修行道なのかも知れない」
「（LINEは）連投しないで、待ってたほうが（男は）戻ってくる可能性あったと思うけどね。うん、絶対そう。だって、『引く』って書かれたドアを押し続けても、一生 開かないからね」
「一度でも好きな男から真面目に『つきあってください』って言われたことあります？ 一度もないですよね。え、それって、どうなんですか。ずっと恋愛ごっこしてるだけってことですよね。でも、恋愛ごっこできるのも、若いうちだけですから。いい歳して、真剣に南さんのことを好きだって言ってくれるひとがいない時点で、実際の見た目に関係なく、ブス確定ですから。ご自分のことを、もっと自覚したほうが いいですよ」
「現実を見なさい。なんだったら、いますぐタイツとパンツを下ろして、腹のダルダルと、尻のボコボコを再確認しなさい。（年下イケメンと）一発逆転を狙って、一発ハメて終わったことが、いままでに何度あった？」
「年上の女と、年下の男の組み合わせなんて、ほんのひと握り。宝くじみたいなもの。宝くじを狙って夢を追い続けるか、現実を見て効率的な方法で相手を見つけるか、どっちも おんなじ婚活よ。選ぶのは あなた」
フジテレビ／2024年1月17日放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール／【原作】南綾子
