離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-・第９話（最終回） [離婚しない男]
「ひとは自分の大切なものを守るために、ほかのひとの大切なものを奪えるんだよ」
「愛することって、魔法なんだね。永遠じゃないんだね。一瞬にして、愛は魔法のように解けていくんだってことに気づけたよ・・・あなたの言葉で魔法が解けた」
テレビ朝日／2024年3月16日放送
【脚本】鈴木おさむ／【原作】大竹玲二
離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-・第４話 [離婚しない男]
「綾香さんは母親ですから、『母性優先の原則』があります。親権を争う上で、母親が圧倒的有利になる強力な武器です。対して岡谷さん、あなた 先日 撮影した浮気の証拠があります（が、）まだまだです。ずっと浮気をしているぞという、『浮気の継続性の証明』が必要になってくる。ふたりが まぐわっている、肉体関係にあるという証拠はあるから、今後はふたりで歩いているだけでも証拠になる」
「肝心なのは（中略）看護養育実績――。（岡谷さんは）これまでフルタイムで新聞社で働いてきた。朝 早いから、（子供の）保育園の送りもしていない。夜 遅いから、お風呂にも入れていない。土日も仕事。かたや、綾香さんは専業主婦。24時間 育児をしています。過去の実績では勝てませんから、これからの育児で巻き返すしかないでございますよ。（朝 子供を起こして、朝食を食べさせて、着替えさせて、見送る。習い事には一緒に行き、入浴、寝かしつけなどをSNSやブログに残すことで、毎日の育児をどれだけやってるかの証拠になる。これを）少なく見積もって１年。審判と調停を合わせた審理期間にも１年前後、あわせて２年（続けなければなりません）」
「いま、いちばん大切なことは、あなたが親権を獲得しようとしていることを、綾香さんに知られないこと。（もし知られたら）『母性優先の原則』を盾に、DVやモラハラを捏造し、岡谷さんを追い詰めることは簡単です。世の中なんて、めちゃくちゃです」
「われわれの準備が整う前に、綾香さんに離婚を切り出されてはいけません。法律上、綾香さんは不倫している有責配偶者ですから、離婚請求はできませんが、離婚の意志を固められると岡谷さんの養育実績を積む時間がなくなってしまう。つまり、あなたは１年間『離婚できない男』なのよ」
テレビ朝日／2024年2月10日放送
【脚本】鈴木おさむ／【原作】大竹玲二
※ １段目は２名による連続した台詞をつなげたものです
離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-・第３話 [離婚しない男]
「あなたが親権を取るということは、妻の心臓をもぎ取ることと同じなんです。殺すことと同じ。罪悪感も、情も、捨てきれないようなやつが、踏み込んでいいことじゃない」
テレビ朝日／2024年2月3日放送
【脚本】鈴木おさむ／【原作】大竹玲二
離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-・第１話 [離婚しない男]
「不倫そのものは、親権獲得の理由には ならないんでございます。親権者というものは、子供を育てるにあたっての能力を求められているのであって、子供を育てるための能力が勝っていれば、不貞をしていようが関係ない。（それに）母性優先の原則――。産んだ親だから、母親だから、子供の看護 養育には、母親のほうが向いている。母性を求める子供の福祉の観点から、父親と暮らすより、母親と暮らすほうが望ましいとされている。そういう昔からの考え方がある」
「いまの日本の父親の親権獲得率は、わずか１割。バッターが打席に10回立って、１回しか打てないのが１割。100円のUFOキャッチャーに1000円つぎ込んで、なんか よくわからない、欲しくもない、ぬいぐるみ みたいなもの１個しかゲットできないのが１割。丁寧に言うと、お１割」
テレビ朝日／2024年1月20日放送
【脚本】鈴木おさむ／【原作】大竹玲二
