女ともだち・第８話

「出た、ほかに ほめるところがない男に言うやつ。彼、ああ見えて、優しいんです――」

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「結婚生活における優しさは、技巧です。生活の持続に必要な技術に過ぎません。でも、逆に言えば、それさえできれば、結婚はつつがなく続くんです」

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「『やさしい』と『やましい』って、似てません？」

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「きみ、なんでオレと結婚したんだ。オレのこと、好きでもないくせに。きみはただ、世間の女がしてる “結婚” ってやつを、一度してみたかっただけだろ。それが済めば、今度は妊娠をしたがる。オレの気持ちが どこにあるかなんて、気にもしない。世間体のいい旦那を演じてさえいれば、それで満足だったろう。きみ、一瞬でもオレを愛していたことがあったか？」

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BSテレ東／2020年5月30日深夜放送
【脚本】狗飼恭子／【原作】柴門ふみ

隕石家族・第８話（最終回）

「終わりが来ても、ずーっと続くものってあるのよ。目には見えない、心の中にあるものが、いちばん大切」

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フジテレビ／2020年5月30日放送
【脚本】小松江里子／【原作】小松江里子

リモートドラマ Living・第２話「国境」

「本来ね、作家というものは、人間の醜い部分を書くものなのだ。危険な毒を吐くものなのだ。それが、いまやなんだ。正直、現実の人間が醜すぎて、わたしの吐く毒が、毒じゃなくなってしまった。（中略）　こうなった以上、もう しょうがない。わたしは言うぞ。『人間って、素晴らしい』『人間は生きる価値がある』『人間は いていい』――。そう言いたい」

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NHK／2020年5月30日放送
【脚本】坂元裕二／【脚本協力】兵藤るり、イ・ナウォン

リモートドラマ Living・第１話「ネアンデルタール」

「あなたたち人類は、地球にいいこと、なにひとつ なさってない。なんでもかんでも 食べっぱなし、壊しっぱなし、汚しっぱなし。動物も、植物も、みーんな そう思ってる。『あーあ、地球を支配しているのが人間じゃなくって、ドングリだったら、どんなに過ごしやすかったろう』って」

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NHK／2020年5月30日放送
【脚本】坂元裕二／【脚本協力】峰尾賢人