女ともだち・第12話（最終回） [女ともだち]
「別れたあとに『こんな男とつき合って恥だった』って思うような男とは、最初から恋しません」
「恋愛がはじまる瞬間の、緊張とか、優しさが好きなんです。翌朝、必ず死んでくれる保証があるなら、夜な夜な言い寄ってくる男たちと片っ端から寝てやりたいなと思います。だけど、人間はみんな生きていて、記憶を残していく――」
「（別れることを予想して恋するなんて）老後のプライドのために、男を選んでるって感じ。間違ってないけど・・・でも、もっと恋を信用してもいいんじゃないかなって、少し年上のわたしとしては思います」
BSテレ東／2020年7月25日深夜放送
【脚本】吉川菜美／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第11話 [女ともだち]
「あきれちゃうわね。あんな女に惚れてたわけ？ 浮気するなら、もっといい女にしてよ。これで、身に染みて わかったでしょ・・・自分が人生でいかに大きな過失を犯したか。苦しみなさい。悩みなさい。恥じなさい。当然の報いよ」
BSテレ東／2020年7月18日深夜放送
【脚本】吉川菜美／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第９話 [女ともだち]
「誰だって間違いは犯します。何度も同じ間違いをするのがバカなんです」
「同じぐらい好き（なひとが ふたりいる）なら、心の情熱が冷めたあとに、嫌いになる部分が少ないほうを選ぶ」
BSテレ東／2020年7月4日深夜放送
【脚本】狗飼恭子／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第８話 [女ともだち]
「出た、ほかに ほめるところがない男に言うやつ。彼、ああ見えて、優しいんです――」
「結婚生活における優しさは、技巧です。生活の持続に必要な技術に過ぎません。でも、逆に言えば、それさえできれば、結婚はつつがなく続くんです」
「『やさしい』と『やましい』って、似てません？」
「きみ、なんでオレと結婚したんだ。オレのこと、好きでもないくせに。きみはただ、世間の女がしてる “結婚” ってやつを、一度してみたかっただけだろ。それが済めば、今度は妊娠をしたがる。オレの気持ちが どこにあるかなんて、気にもしない。世間体のいい旦那を演じてさえいれば、それで満足だったろう。きみ、一瞬でもオレを愛していたことがあったか？」
BSテレ東／2020年5月30日深夜放送
【脚本】狗飼恭子／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第６話 [女ともだち]
「不倫なんて、20代（の女）のすることよ。されるのは仕方ないんじゃない？ （中略） 男はいつまで経ったって、精神年齢が成人式を迎えないんだから」
BSテレ東／2020年5月16日深夜放送
【脚本】狗飼恭子／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第４話 [女ともだち]
「平井くんとの関係が不倫だからって、後ろめたい気分になったことは一度もない。むしろ、自分をほめてあげたいぐらいだわ・・・間違ったこと できるんだ、あたしにでもって」
「平井さんは（中略） 自分の欲しいものを、ただ素直に『欲しい』と言えるひと。そういうひとは、問題にぶち当たっても、自己責任なんて言葉で解決しない。失敗も、成功も、自分の考え方ひとつだって わかってるから」
「いくつになっても、初めてのことは怖いよ。だって、初めてなんだから」
BSテレ東／2020年5月2日深夜放送
【脚本】吉川菜美／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第３話 [女ともだち]
「恋愛のどさくさに まぎれるか、打算で割り切るかじゃないと、とても結婚なんて できないからね」
「未練と愛って、どう違うんですかね。ぼくには同じに思えますけど」
BSテレ東／2020年4月25日深夜放送
【脚本】狗飼恭子／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第２話 [女ともだち]
「全然（いい男じゃない）。恋することで男性を保ち続けられるって勘違いしてる二流カメラマン」
「ミツルさんが浮気して、それがバレてケンカして、あたしに怒るだけ怒らせて、また次の日の朝が来て、なんとなく一日がはじまって・・・それで、ミツルさんの中では、（浮気の）話はおしまい。日常は戻ってくるけど、傷ついたことは何年 経ったって忘れられない。自分をダマして、忘れたつもりで普段 生きてるけど、ここんとこ、ミツルさんの顔 見る度に、傷が火山口みたいに、グツグツ・・・噴火する直前みたいな感じ」
「あたしね、子供のころから、いつも いちばん悪い事態を想像する癖があって・・・。そうして、最悪の出来事に対する心の準備を整えておくの。現実は やっぱり つらい目に遭うんだけど、考えられる限りの最悪よりも多少はマシだったりする」
BSテレ東／2020年4月18日深夜放送
【脚本】吉川菜美／【原作】柴門ふみ
女ともだち・第１話 [女ともだち]
「ひとの弱ってる心を誘導灯にして寄ってくる、蛾みたいな男っていますよね」
「セツの情熱はね、情熱的な場面で、情熱的にふるまう方法を知ってるだけなのよ。理性が先行しちゃうんだよね。頭がいいのも大変だなって、むかしから思ってたから（よくわかる）」
「わたしなんて まだ、いくらでも替えのきく駒でしかない（って、さっき言いましたよね）。まだってことは、この先があると信じてる。（だけど、）恋愛で行動を決める人間は、一流になれないですよ」
「一流になれない女って、好きな男に時間を割くほうを選んじゃう。そして、それを言い訳にして、仕事もやっつけ仕事になって、それでもいいと思っちゃう、そんな女のこと」
BSテレ東／2020年4月11日深夜放送
【脚本】吉川菜美／【原作】柴門ふみ
