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異世界居酒屋「のぶ」・第6話 [異世界居酒屋「のぶ」]

「味に迷いがあるな。せやけど、ええ迷いや。オレの仕込んだ味と、自分の目指す味の間で揺れ動いてる。(中略) 『守破離しゅはり』っていう言葉がある。学んで、壊して、巣立つっていう意味や。いまの おまえは『破』やな。オレの教えという殻を破ろうとしている。いちばん大事なときや」



「客の好みに、どこまで合わせるか。自分の味の根っこを、どこに定めるのか。ましてや、ここは料亭やなく、居酒屋や。品のええ味だけが正しいわけやない。(中略) 答えはどこにも書いてないぞ。自分自身で見つけるんや・・・お客さんに育ててもらいながらな」


WOWOW/2020年6月19日深夜放送
【脚本】
品川ヒロシ/【原作】蝉川夏哉
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家政夫のミタゾノ4・第3話 [家政夫のミタゾノ]

「全然、親子に見えないわね」
「うん。母親っていうより、老け顔の友達みたいですね」



「男女の関係だけでなく、母と娘の関係も、きつく縛りすぎてしまうと、形が崩れてしまうようですね。ちなみに、40を過ぎて、縛りのないラクな洋服ばかり着ていると、逆に体形が崩れてしまうことがありますので、ご注意ください」


テレビ朝日/2020年6月19日放送
【脚本】
おかざきさとこ
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夢の夜会は眠れない「七人の小手伸也」 [単発]

「批判は怒りから。怒りは第二感情。前提となる第一感情に、必ず理由がある。その理由を考えろ」



「いわゆるエゴサーチは、自分が どのように ひとに映っているかを知る、役者にとって大切な分析だと(ぼくは)考えている。(中略) 分析だからこそ、応援も、批判も、誹謗中傷も、目に入る情報は平等だと思ってる。役者としての自分を高めるためとはいえ、ぼくの一面しか とらえていないひとたちの声を、無理やり咀嚼そしゃくして飲み込むなんて、正直、役者をやっていなければ必要なかったかもしれない労力だ。そりゃ傷つくし、ならばと無視するのは簡単だ。そもそも自分に存在価値はあるのだろうか。やはり、役者はなにも考えず白いキャンバスとして すべてを受け止めていればいいのか。正直、こんなとき、どうして役者という いばらの道を選んだのか、つい考えてしまうことがある」


NHK BSプレミアム/2020年6月19日放送
※脚本クレジットなし
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