私と死神・第５話（トピックマガジン）
「人間の人生の最期に、話を聞いてやるのも、死神の仕事だ」
「どんなにツラい現実でも、世界の終わりってわけじゃない。生きてさえいればなんとかなるのに、この世の終わりって顔してる」
テレビ埼玉／2021年1月25日深夜放送
※脚本クレジットなし
純喫茶に恋をして・第11話 [純喫茶に恋をして]
「ずっと どこかで『あたしなんか、愛されるような人間じゃない』と思ってて・・・。愛されるようなことも、求めてないし。距離をとって、独りで生きることでしか、わたしはホッとできないと思うの」
フジテレビ／2021年2月15日深夜放送（2020年11月7日、フジテレビTWOで放送）
【脚本】田口佳宏
CSで公開されたドラマは、地上波、BSで放送された段階で採録の対象としています
夫のちんぽが入らない・第６話 [夫のちんぽが入らない]
「いまの法律はありがたいですよ。（ぼくみたいな心の）病気の人間をクビにできないですからね。でも、会社としてはビクビクですよね。復帰させたからって、すぐに営業 出すのは怖いだろうし。だから、電話の取次ぎとか、資料作りとか・・・まあ、飼い殺しですよね」
「もう（出会い系サイトで男を漁るのは）やめなよ。あんたのしてることって、歯が痛いから、顔 殴ってよって言ってるようなもんじゃない」
フジテレビ／2021年2月15日深夜放送（2019年3月20日より、FOD、Netflixにて全話配信）
【脚本】黒沢久子／【原作】こだま
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
神様のカルテ・第１話 [神様のカルテ]
「ゴルフなんてのは、お仕事の一形態でさ。経営への根回し、お薬屋さんとの密談、大学医局へ派遣のお願い・・・。まあ、ちょっとは楽しいけど、そんなもんより100倍楽しいことが病院にはあるでしょ。死にかけてる人間を、なんとかして助けること――」
「バイタル、問題ない。御仁の心臓、問題ない。しかし、御仁が今後も死を望むなら、この拍動はただ血液を送り出す機械運動だ」
「貴君の探究心は本物だ。貴君の博識は事実である。（中略） 学問をおこなうのに必要なものはなんだ。学歴ではない。気概なのだ。体裁ではない。熱意なのだ」
「現代の驚異的な技術を用いて、すべての医療をおこなえば、止まりかけた心臓も一時的には動くだろう。心臓マッサージで肋骨を折り、酸素投与で呼吸を維持し、無数のチューブにつないで大量の薬剤を投与する――。それらをおこなえば、あと二日くらい蓮見さんの心臓は動くかもしれない。医者の権限のすさまじさは、これらの事柄が直ちに実行できることにある。（しかし、いま息を引き取ろうとしている）これが蓮見さんの命の形なのだ。ただ心臓を動かすためだけに、これを打ち崩す無礼が医者に許されるのか・・・」
「戸惑い、苦悩したときにこそ、立ち止まらねばならぬ。立ち止まり、己が足の踏むその土に、己の槌を精一杯 打ち込め。さすれば、大切なものどもが顔を出す――。簡単に言えば、そういう心境なので」
テレビ東京／2021年2月15日放送
【脚本】森下直／【原作】夏川草介
