ふれなばおちん・第７話 [ふれなばおちん]
「大事なひとを傷つけたら、自分もボロボロになる」
「店長さんも大変ですよね。こんだけの店、パートさんだけで回さなきゃいけないなんて。見たところ、応援の社員も呼んでもらえてないようだし。なのに、本部は無茶な要求ばっかしてくんでしょ。まあ、それじゃあ、未熟なあなたがキャパオーバーになるのもわかります。まだ、若いですしね。でも、それはあなたと、あなたの会社の問題で、時間給で働いてるこっちは なんの責任もないんだ。組織と関係ない人間相手に憂さ晴らしても、あなたの労働状況は なにひとつ改善されない。だったら、本部に現状報告の電話のひとつも入れなさい。あなたには言う権利がある。そして、そのほうがよっぽど あなたにとっていい」
「逃げ癖がつくと、すべてにおいて欲しいものを本気で取りにいけなくなりますよ。勝負しないさよ。じゃないと、そういう顔の男になる」
NHK BSプレミアム／2016年8月9日放送
【脚本】安達奈緒子／【原作】小田ゆうあ
ふれなばおちん・第６話 [ふれなばおちん]
「なっちゃんには帰る場所があって、そこにはあったかく迎えてくれる家族がいる。（中略） 自分は全部 持ったままで、それで（相手に女がいたら）嫉妬するなんて都合がよすぎない？ 本当に好きなら、リスクとりなさいよ」
NHK BSプレミアム／2016年8月2日放送
【脚本】安達奈緒子／【原作】小田ゆうあ
ふれなばおちん・第４話 [ふれなばおちん]
「母親でいられる時間も、案外、短いんだから、自分に戻る練習をしとかなきゃダメなの」
「妻であり、母であり、女――。でも実際、女の部分が満たされちゃうと、そこから傷口が どんどん ひらいてくのよ。幸せだけど、地獄なの」
「同じ女なのに、年上の女のひと、バカにするやつ、オレ、ホント嫌いなんです」
「不倫にはルールがあるの。絶対に・・・絶対に、絶対にバレちゃいけないの。本気も、嘘も、後ろめたさも、それ突き抜けるくらいの幸せも、全部 飲み込んで、好きだって気持ちすら最後は なかったことにしなきゃいけない・・・。家庭のあるひとを好きになるって過酷だよ。耐えられるの？」
NHK BSプレミアム／2016年7月19日放送
【脚本】安達奈緒子／【原作】小田ゆうあ
