今日から俺は!!スペシャル [金曜ロードSHOW!]
ミス・シャーロック/Miss Sherlock・第2話 [金曜ロードSHOW!]
天才を育てた女房 ~世界が認めた数学者と妻の愛~ [金曜ロードSHOW!]
「あいつは普通から いちばん遠い人間や。(中略) あいつと一緒になったら、苦労に殺される」
「ないもんも、あるて考えて検証してみる。それが学問いうもんやないんですか」
「あり得へん共通体験は、男と女の距離を縮める」
「イタリアのフィボナッチってひとが発見した数列があってな、5、8、13、21、34・・・。その数を順番に足していくとな、5+8=13、8+13=21・・・。(中略) その法則を見つけてから、あとで気がついたんが、花びらの数も大体、5枚、8枚、13枚、21枚、34枚やったいうことや。どや、花にも数学があるいうことや。花だけやない。水の動き、わきあがる雲、風の流れ・・・。世の中、数式で表されることで満ちてるんや。きみの声も、手の温もりも、目には見えへんけど、数学が隠されてる。まるでこの宇宙、誰かが設計したみたいや思えへんか。ぼくはその謎を知りたい。それが夢なんや」
「(宇宙の謎がわかったところで、なんの役に立つかは)わからへん。スミレはスミレいうことや。スミレは なんの役に立つかなんて考えてへん。スミレはただスミレのように咲けばええんであって、そのことが春の野にどんな影響があるかなんて、スミレには あずかり知らんことや」
「ここは帝大や。ぼくらがもらう給料は国の金や。研究の成果を論文として提出するんが仕事や。わかってる、岡の頭の中にはものすごい理論が詰まってる。けど、いまは種だけや。それを咲かせて、見せんことには、誰にも認めてもらわれへん」
日本テレビ/2018年2月23日放送
【脚本】林誠人/【脚本協力】松原さおり
帰ってきた家売るオンナ [金曜ロードSHOW!]
「家を売るっていうのは、人生を売るってことだからな。だって、お客様は人生をかけて家を買うんだから」
「すべてのひとの人生は孤独で残酷です。(中略) 独りで生まれ、独りで死ぬ。孤独な存在なのです。でも、独りでも生きられないのも事実です」
「この国はジジイ、ババアの国になります。ジジイ、ババアの人生が輝かなければ、この国は輝きません」
日本テレビ/2016年9月14日放送
【脚本】大石静
北風と太陽の法廷 [金曜ロードSHOW!]
「男女間の愛なんて、所詮、期間限定の脳内麻薬物質の分泌にすぎません。ご結婚されて8年ですよね。男女が協力して子育てをするために、女性の脳内では多幸感を与える物質オキシトシンが、男性の脳内には浮気防止のバソプレシンが分泌されますが、その期間はもって4年という研究結果も出ています。つまり、被告の言う愛などというものは、すでに枯渇し、その結果、今回のような不貞行為に至ったのです」
「わたしは依頼者のためには勝ちに こだわりますが、百戦百勝を狙っているわけではありません」
日本テレビ/2017年3月17日放送
【脚本】横田理恵
天才バカボン2 [金曜ロードSHOW!]
がっぱ先生! [金曜ロードSHOW!]
「子供は真っ直ぐなんかじゃありません。(中略) 誰かを守るために、誰かを傷つけないために、みんな取り繕ったり、嘘をついたり・・・。真っ直ぐに見せてるだけなんです。わたしたち大人と同じなんです」
「村本先生がいい先生になろうとしてるのはわかります。しかし、いい先生かどうかは、自分が決めるんじゃない。まわりが決めるものです」
「ほっぺは上にあげとかな、ずっと悲しいままやからね」
「迷ってるというのも大事なひとつの意見です」
「うちのクラスはビリなんかじゃありません。最高のビリです」
日本テレビ/2016年9月23日放送
【脚本】おかざきさとこ/【原案】滝田よしひろ
ガードセンター24 広域警備司令室 [金曜ロードSHOW!]
「わたしたち(ガードセンター)の仕事は、事件の解決じゃなくて、守ることなんです。顧客の財産も、警備員の命も、ときには犯人の将来まで、全方位の安全を」
「安全の裏づけがない安心は、ときとして危険なんだよ。(中略) 安心というものは、常にしつこいくらい安全を積み重ねてこそ成り立つ。それを絶対に忘れるな」
「あんたが安心させたかったのは顧客じゃない。自分でしょ。あんたの手が震えてるのは、責任の重さからじゃない。ただ怖いだけ。怖くて怖くてしょうがないから、自分を早く安心させたくて、だから、なんの根拠もないのに、大丈夫、大丈夫って、自分に言ってるだけだよね」
「これが警備(の仕事です)。守れて、あたりまえ。できれば、守られてることすら気づかせないで、 “なにも起きなかった” を作る」
「なにかあったら動くのは警察。警備会社は “何事もなかった” を目指すんだ」 →参照
日本テレビ/2016年9月16日放送
【脚本】蛭田直美
さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~ [金曜ロードSHOW!]
「若いころに夢を見つけられるのは幸運なことだ」
「いろんなものを犠牲にして、のたうち回って、それでも やりたいって思えるのが夢なんだ」
「きみの覚悟を聞きたい。譜面通りに鍵盤をたたく ただのピアノ弾きになるなら、ぼくは必要ない。しかし、ピアニストは別だ。作曲家の精神を受け継ぎ、自らの生命を演奏に吹き込む。そのためには、血のにじむような努力が必要だ。病気もケガも関係ない。どんなにツラくても途中で演奏をやめるわけにはいかない。それでも、ピアニストを目指す覚悟はあるか」
「レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、ベートベン。ハンディを抱えた音楽家はたくさんいる。でも、彼らが評価されたのは、ハンディに関係なく、感動を与える演奏をしたからだ。ハンディなんて、音楽の前では無意味だ。重要なのは、その人物が何者かではなく、なにを成し遂げたか、だ」
「ひとはどんなに絶望しても、あきらめさえしなければ、また立ち上がることができる。逃げることを覚えると、闘うのが怖くなる」
日本テレビ/2016年3月18日放送
【脚本】寺田敏雄/【脚本協力】横幕智裕/【原作】中山七里
天才バカボン ~家族の絆 [金曜ロードSHOW!]
視覚探偵 日暮旅人 [金曜ロードSHOW!]
「子供にイラ立ちをぶつけるのは、しつけではありません」
「嘘のほうにだって、大事な感情はこもっとる。それをちゃんと読み取ってくれ」
日本テレビ/2015年11月20日放送
【脚本】福原充則/【原作】山口幸三郎
磁石男2015 [金曜ロードSHOW!]
「 『誰か、わたしを気に入って』 『誰か、誰か、わたしをさらって』 とか、ふわっと夢見ているうちに、あんたは確実に年を重ねていく。わたしはまだ本気になっていないだけ、その気になれば結婚なんて いつでもできると思ってるみたいだが、あんた、その本気はどこに置いてきた。それなりに年も重ねた。仕事も順調だ。ここらで結婚でもしておくか、と男探し気分でここに来たみたいだが、はっきり言って迷惑だ。おいおい、オレをどんなに にらんだところで、あんたの人生は なにも変わらない。いますぐ本気になれ」
「結婚と恋愛は別物だ。大して好きじゃない男でも、結婚すれば幸せになれるかも、と(あんたは)思ってる。しかし、そんな割り切りは建前だ。あんたは過去の燃えるような恋愛を思い出しては、もう一度、あのときのような恋ができると信じている。あんたは それでいいのか。過去に縛られてる人生なんて、時間のムダ使いだ。前を向いて歩いて行けばいいんだ」
「ブランドものの洋服、装飾品。それなりの地位と高収入。月に一度のエステ。週に一度のヨガ。仕事もプライベートも、自分のスペックを上げるためには努力を惜しまない。だが、その努力と共に育ってしまったプライドと執着心は、過去の男たちにも見せていたに違いない。相手がさりげなく言った言葉に 『このあいだ、こんなこと言ったよね』 『ああ、あれは嘘だったの? わたしをだましたの?』 『毎日、電話するって決めたよね。なんで守れないの』――。鬼の首を取ったように、とことん責め続け、その度に熱く燃え上がった恋愛は短命を繰り返す」
「シェフの条件は、うまい料理を作れることもあるが、それを作らせること、スタッフに伝えること、スタッフを育てられることだ。(中略) 自分のやり方を押しつけるやつは、自分の家の台所で独りで料理をすればいい」
「青色を好む人は、慎重で、失敗を怖れ、何事にも ひとに恥ずかしくないレベルを求める傾向にある。恋人や結婚相手にも、恥ずかしくないレベルの収入、外見、学歴を求め、独身の30代の女性を見ては、ああは なりたくないと思い、30までには結婚と出産できる人生設計図を描いている自分をカッコいいとも思っている」
「過去は過去だ。そんなものを体じゅうに後生大事に貼りつけているから、心も体も重いんだ。それはサビだ。自由に生きていく方法と、出会いは いくつもあったはずだ。過去というサビに縛られている時間があるなら、現実と向き合って、未来だけを見ればいい」
「ひとを信じるということは、不安に負けない心だ」
「野菜は手をかければよく育つ。太陽に向かって真っ直ぐ伸びて、おいしくなる。人生も手をかければいい」
日本テレビ/2015年9月18日放送
【脚本】樫田正剛
ヒガンバナ ~女たちの犯罪ファイル [金曜ロードSHOW!]
「推理が当たったら面白い? あんたがやってるのは捜査じゃない。ただの犯人当てクイズ」
「世間でどんなに嫌われ、恨まれた人だろうと、殺されていいわけじゃない。世界中の人が、あんなやつ死んで当然だと思っても、あたしたち刑事だけは被害者のために証拠を重ね、慎重に捜査するの」
「なんの恨みもない人を殺せる最低の人間があなたです」
日本テレビ/2014年10月24日放送
【脚本】吉澤智子
磁石男 [金曜ロードSHOW!]
「赤い長靴を選んだのは、それが女らしい色だと思ったんだろうが、赤はいちばん男らしい色。征服欲や野心の象徴の色だ。化粧や装飾品は変身願望の充足、自己満足の裏づけ。わたしはこんなに自分に投資して磨き上げたいい女と思っている。結婚相手なんてすぐに見つけられると高をくくっていたが、気がつけば30を越して、これまた気づけば、そんな相手は誰もいないことにあせりだした。こうなったら、次につきあう男が結婚相手と決めるが、その条件に、いままで自分に投資してきた金以上の見返りを求めて、いまのあんたは、どんどんと独身をこじらせている」
「ビールは喉、ワインは口、日本酒は腹で飲むのよ」
「ムリでしょ、女子には」
「30過ぎの女は女子ではない」
「あんたがどんだけ頑張っても、あの人とは合わない。(磁石で言えば)彼はN。あんたもN。それも、ただのNじゃない。見栄とか、ムダな努力とかで、自分を砂鉄のように飾りすぎて、自分でもホントの自分が見えなくなってることに気づけないほどのNだ。ここまで努力をした。ここまで男を待った。妥協はしたくない。いい男を捕まえたい。他人に自慢したい。そのためのあの男なんだろうが、ムダだ」
「20代前半だったら、フリーターの自称ミュージシャンともつきあえたけど、30越すとねえ」
「理性がときめきを止める」
「いい人生と、いい暮らしとは違う」
「人間の幸せ度は、およそ50%は生まれたときから決まっているという説がある。ほかの10%は収入。残りの40%は、日常的な行動や、自分の身の回りの人をどう受け止めるかによって変わるそうだ」
日本テレビ/2013年6月13日放送
【脚本】樫田正剛
注)1段目:実際の台詞は 「その条件に合うのは、いままで自分があんたに投資してきた金以上の見返りを求めて」 でしたが、当方の判断で上記のように変更しました。
悪夢ちゃんスペシャル [金曜ロードSHOW!]
仮面ティーチャー [金曜ロードSHOW!]
人生がときめく片づけの魔法 [金曜ロードSHOW!]
「ダメですね。あなたは自分のために謝っている」
「片づけとは “カタをつける” という意味なんです。自分の人生や過去にカタをつける――」
「片づけって、毎日のことですよね」
「それはホコリと戦う掃除です。片づけは “祭り” です」
「もったいない なんて思っていたら、ゴミに埋もれて死んでいきますよ。ものを持っていることと、大切にすることは違います。活用しなければ意味がありません」
「段ボールに入れた時点で、物は死ぬと思ってください。段ボールは引越しや、荷物を運ぶ際に使うもので、日常の収納で使うものではありません」
「ひとは出会ったもの すべてを持って生きていくことはできません。ものには役目があります。役目の終わったものには、感謝の気持ちを込めて、ありがとうと言ってサヨナラをする。そうやって、ひとつひとつにカタをつけて、初めていまの自分の暮らしが訪れます。(中略) これまでの人生も大切だけど、これからの人生はもっと大切です」
日本テレビ/2013年9月27日放送
【脚本】渡辺千穂/【原案】近藤麻理恵
リバース ~警視庁捜査一課チームZ~ [金曜ロードSHOW!]
チープ・フライト [金曜ロードSHOW!]
「CAはサービス要員である前に、保安要員なんです。快適な空の旅を与えるためじゃない。乗客の命を守るために乗っているんです」
「怒ってるお客さんに謝罪することが、いけないことなんでしょうか。加茂川さん、これがLCCなんですか。安く乗せてれば、謝罪しなくていい――。安いのが、そんなに偉いんですか」
日本テレビ/2013年3月1日放送
【脚本】樫田正剛