ナースが婚活・第８話（最終回） [ナースが婚活]
「あなたに足りないのは、未来を 無理やりにでも 幸せにしようとする努力よ」
「真剣交際は、いままでのすべてを整理して、そのお相手にだけ向き合うってこと。その『向き合う』っていうのは、どういうことかわかる？ そのひとと、幸せに、愉快に、未来を歩んでいく覚悟を持つことよ。世の中には、人生ずっと仮交際みたいなクソ野郎も たくさんいる。そのひとたちに足りないのは覚悟。結婚は相手と幸せになる覚悟を持つことよ」
テレビ東京／2024年2月29日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
ナースが婚活・第７話 [ナースが婚活]
「ナースの彼氏、エッチのとき、ナース服 着せたがりがち。AVの見すぎ。（汚れると困るからって）ドンキで買いがち」
「（ダメ男に）つかまったって言うけど、ダメな男は根無し草。ひとをつかまえる力なんて ありはしない。あなたが『つかまえられた』っていう幻想にとらわれてるだけ。頑張り屋さんで、世話焼きで、一生懸命――そんな あなたにナースは天職。でも、ダメ男にも天国。結局、この現状 作り出してるのは あなた」
テレビ東京／2024年2月22日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
ナースが婚活・第６話 [ナースが婚活]
「（自分の気持ちを）口にする必要なんて、まったくありません。相談者さんの うまく口にできない思いや気持ちを汲み取って、素敵な お相手を見つけるのが、われわれ婚活カウンセラーの仕事です」
「わたしにとっては、妊活の時間の代わりにできた子供みたいなもんなですよ・・・会社って」
テレビ東京／2024年2月15日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
ナースが婚活・第５話 [ナースが婚活]
「お母さんの期待に応えられないから、自信がない？ それって、お母さんのせいにして、自分が向き合わなければならないことから逃げてるだけでしょ」
「人間なんてね、できると思ってチェンジして、『ちくしょう。できなかったぜ』ってほうがデフォルト。失敗して、またチャレンジして、また失敗して、何度も何度も立ち向かって、努力して、初めてうまくいくの」
「相手にいいと思ってもらえることが ひとつもないから、お見合いで話すことがない？ おバカなこと言ってんじゃないわよ。相手にいいと思ってもらえるところ作んなさいよ、そう思うんだったら。いい？ 当たり前のこと言うわよ。（中略） 婚活するなら、自分がいいと思ってもらえる努力を、自分でしなさい」
「耳の穴かっぽじって よく聞きなさい。やっぱり耳の穴かっぽじったら中耳炎になるから、よく聞くだけでいいわ」
テレビ東京／2024年2月8日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
ナースが婚活・第４話 [ナースが婚活]
「結婚なんて、この歳まで選ばれなかったのに、いまさら・・・。もう、そういうのとは無縁の余生を生きてるのよ、わたしは。婚活より、終活のほうが興味あるかな」
「鷹野珠代さん、44歳。婚姻歴なし。過去に５人の男性と交際歴あり。いずれも女性関係、金銭面に問題があり、成婚には至らず。９年前、結婚を前提として５年間 交際していた男性の二股が発覚。そのショックにより、女心を粉砕骨折。自尊心、及び自己肯定感の大部分を欠損。女性としての意識レベル低下。根本治療はおこなわず、現在に至る」
「鷹野珠代さん、44歳、独身。視診によりますと、ここ数週間、血色良好。情緒も安定しており、女性ホルモンの分泌量増加がうかがえます。しかも、白、黒、グレーの３色縛りだった私服にも、ついにピンクが投入されました。やはり、これはラブ？」
「選ばれるんじゃなくて、選ぶの。婚活は誰もが選ばれる側であると同時に、選ぶ側でもあるの。自分の理想の結婚生活をイメージして、そこにマッチする相手を想像して、探して、会って、話して、検討して、結婚をしたいって意思を表示していくことが婚活。あなたは それに きちんと向き合ってきた？」
「仮交際を振り返って、反省点を把握することで、成婚率は２倍になる」
テレビ東京／2024年2月1日深夜放送
【脚本】的場友見／【原作】柳川圭子
※ ３段目は２名による連続した台詞をつなげたものです
ナースが婚活・第３話 [ナースが婚活]
「（マッチングアプリで知り合った男の話が）盛りすぎ、盛りすぎ。特盛じゃん。メガ盛りじゃん。経営者じゃなくて、ティッシュ配りって、盛りすぎ無制限かよ・・・とか、一通り愚痴って、愚痴 吐き尽くした そのあと、もし結婚したら、もし子供ができたら、もしタワマンに住んだら・・・って、女子会で、もしもし、もしもしカメさんよって、童話みたいなファンタジー妄想ばっかり語って、もうマッチングアプリ いいわってなって、もうマジムリって なったときに、ネットでここ見つけて、結婚相談所ってどんなとことかなって思いまして（足を運びました）・・・ってことで、あってます？」
「マッチングアプリと結婚相談所の違いって、なにか わかりますか。（中略） 結婚相談所は（利用者）全員が本気です。マッチングアプリは気軽に出会いを求められる分、独身を装った既婚者とか、遊び目的のひとが混じってる。結婚相談所は手続きも面倒だし、お金だって安くない。でも、その分 身元がしっかりしていて、目的が『結婚』のひとしかいない。つまり、アプリより、結婚に はるかに近道ってことです」
「アプリは会ってる瞬間が大事。でも、結婚相談所は結婚に本気だからこそ、会えない時間のほうが大事。だって、結婚したら ふたりの時間が合うときもあれば、ときには時間が すれ違うことだってあるもの。（中略） だからこそ、会えない時間で なにを思うか、短い時間で会えたときには どう感じるか、それが大事なの」
テレビ東京／2024年1月25日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
ナースが婚活・第２話 [ナースが婚活]
「あなた、不倫してるね。（結婚相談所の）無料面談に来た理由は、友人が参加するから。友人の誘いとはいえ、彼氏がいるのに悪びれた様子はない。でも、結婚相談所に興味があるのは嘘ではなさそう。興味はあるけど、積極的ではない。つまり、結婚願望はあるのに、いまの彼とは未来は想像できない。その上、その彼は結婚相談所に入会しても問題ない相手。導き出せるのは、不倫一択ね」
「婚活最大の敵は、不倫と独身オンリー女子会。両方、傷のなめ合いだけで、なんにも進展しない。まったく同じ。結婚したいなら、なんで わざわざ逆方向に行くの？」
「医者と一緒にいること、医者と結婚することが、自分のステータスを上げるように感じるでしょ。でも、それって大間違いです。たしかに技術のある医者はカッコよく見える。でも、結婚に大事なのは尊敬なんかじゃない。好感よ、好感。尊敬は魅力的に聞こえるかもしれないけど、それは恋愛感情ではないの。好感が持てる相手を選ぶのよ」
「好きすぎる男は太陽――。近づきすぎると、自分が燃え尽きるだけよ」
「不倫はドラマ（で見るだけのもの）。人生にとって、なんの役にも立たない」
テレビ東京／2024年1月18日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
ナースが婚活・第１話 [ナースが婚活]
「男性は なぜ あなたに ご馳走するんでしょうか。カッコいいと思われたいから？ 優しいって思われたいから？ 経済力を見せたいから？ 見栄？ 欲望？ 下心？ はい、それら全部が正解。おめでとう。いや、だからなんだって話。それは あなたを幸せにするんですか。そんなね、ご馳走されて うれしいのなんて、その一瞬だけよ。｢お金 払わなくて、こんな おいしいもの食べられて幸せ』ってときだけ。（中略） ご馳走された総額が高ければ高いほど、女の価値が高いなんて思ってるうちはね、あなたが望む幸せには、一生たどり着けないの」
「自分は いつでも結婚できるなんて思ってるうちにね、いい男といい女は結婚してんの。寝ぼけた婚活してないで、目を覚ましなさい」
「結婚したいなら、いまを気持ちよくしてくれるひとじゃなくて、未来が幸せになるひとを見ないとね」
「食事デートの本質は、なにを食べるかではなくで、誰と、どう食べるか。そのひとと未来を感じられる食事が、デートでするべき食事。（中略） 値段で自分の価値を測ろうとすることは、婚活には なんの役にも立たない。非日常で ご馳走してくれる男より、選ぶべきは日常を ご馳走にしてくれる男よ」
「（仕事で）一人前になることと、結婚はまったく別の話。結婚したいと思ったときに、結婚して当然でしょ」
テレビ東京／2024年1月11日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】柳川圭子
