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推しを召し上がれ 〜広報ガールのまろやかな日々〜・第9話 [推しを召し上がれ]

「お母さんは、うちとお兄ちゃんが間違ってると思ってくれていいよ。世代差とか、土地柄とか、いろいろあるでしょ。それをお母さんが理解できないのは、なんとなくわかる。ただ、うちとお兄ちゃんが ひとに迷惑をかけてないってことは、わかって欲しい。大人しくて、行動範囲がせまくて、結果的にひとに迷惑をかけてないのは、うちとお兄ちゃんの個性なんだよ。(中略) お兄ちゃんのコスプレとか、わたしが結婚に興味がないこととか、そんなの認めてくれねでいいから、間違ってると思ってくれてていいから・・・お願いだから、面と向かって非難しねえで」


テレビ東京/2024年3月6日深夜放送
【脚本】
阿相クミコ/【原作】宮木あや子
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推しを召し上がれ 〜広報ガールのまろやかな日々〜・第8話 [推しを召し上がれ]

「自分の人生は、自分のものだから。世間の基準に合わせることはないの」


テレビ東京/2024年2月28日深夜放送
【脚本】
波多野都/【原作】宮木あや子
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推しを召し上がれ 〜広報ガールのまろやかな日々〜・第6話 [推しを召し上がれ]

「わたしの推し、課金ができないんです。コンテンツがマイナーすぎるんです。わたしだって、課金できるものなら したいですよ。でも、投げ銭システムもなくて・・・」
「なに、由寿ゆずちゃんの推しって、そこらへんに生えてる木とかなの?」



「担当の足祐あすけさんは5歳上の美大卒のデザイナーだ。頭のてっぺんから 爪の先まで オシャレ成分が にじみ出てるような、どう見ても(わたしとは)文化的生息域が異なるひとだ」



「出る杭は粉砕される社会で生きてきた。(女は)いちばんになっては いけなかった。ひとと違っても、目立っても いけなかった。そんな土地は、21世紀のいまも まだ存在するのだ」



「由寿の実家は、田舎の小さな集落にある。しかも、彼女は(東日本大)震災を経験している。(住む場所があってよかった。生きてるだけで恵まれている――。)言うほうは なにも意図していなかってであろう その類いの言葉を、由寿は自分でも意識しないまま、心の奥で十字架にしてしまった。慎ましく生きなければならないと思ってきたのだ。無自覚に積み上げられた そんな十字架を背負った人間が、自由主義社会のシンボルのような東京にやって来た。勤務先は大企業の広報部。市場の ありとあらゆる最先端の情報を、目からも、耳からも摂取しなければならない。必死に食らいついてはいるが、そんな環境の変化に由寿の精神が追いついていない」


テレビ東京/2024年2月14日深夜放送
【脚本】
阿相クミコ/【原作】宮木あや子
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推しを召し上がれ 〜広報ガールのまろやかな日々〜・第5話 [推しを召し上がれ]

「(女装コスプレの兄を見たとき)不思議と、気持ち悪いと思わなかった。むしろ、目立つことが悪とされる田舎で、自分を解き放てる場所があってよかったと安堵したっけ」


テレビ東京/2024年2月7日深夜放送
【脚本】
阿相クミコ/【原作】宮木あや子
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推しを召し上がれ 〜広報ガールのまろやかな日々〜・第4話 [推しを召し上がれ]

「(資料は)持ち帰っちゃダメ。(中略) そうやって仕事を持ち帰るのが当たり前になると、自分が上に立ったときに、部下にも同じようにやらせちゃうでしょ」



「50年前、本物のヨーグルトの研究をするためにブルガリアに出向いたら、ヨーグルトは数1000年の歴史のある国の宝だから、ほかの国には力を貸すことはできないと断られたそうです。本国では、ヨーグルトは汎用性の高い『すっぱい乳』ってカテゴリなんですよ。そのころ、日本で一般的なヨーグルトは甘くて口あたりのいいデザートでしたから、そもそもカテゴリが違うんですよ。それをヨーグルトと言われてもねえって、ブルガリアのひとたちは戸惑ったでしょうね。われわれが外国で、とんでもない寿司が『寿司でござい』って売られているのを見たときの違和感みたいなものでしょうか」


テレビ東京/2024年1月31日深夜放送
【脚本】
波多野都/【原作】宮木あや子
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推しを召し上がれ 〜広報ガールのまろやかな日々〜・第3話 [推しを召し上がれ]

「この朋太子由寿ほうだいしゆず、表向きは明るく大らかで、誰からも嫌われず、コミュニケーション能力は かなり あるように見られてはいるが、その能力をフルスロットルにすると、3時間ほどで限界がきてしまい、そうなると無の表情でチョコレートを貪り食う――。そんな人間なのであるよ」



「にしても、(異動先が)広報とはな。オシャレなファッション誌で『恋に仕事に大忙し』なリア充の読者モデルがやってる仕事じゃん。(そこにダサいリクルートスーツ着た、田舎の地味女の由寿が陽キャぶって混じってるとか・・・。とりあえず)東京のOLに擬態しろ。コスプレだと思え」



「推しを目にした瞬間、唐突に変わる情緒。これもオタクの性質である」



「笑顔はストレスの対極にある。吾輩たち(有用菌)をおいしく食べて、いっぱい いっぱい 笑っておくれ」


テレビ東京/2024年1月24日深夜放送
【脚本】
波多野都/【原作】宮木あや子
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