おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第3話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]
「男性の体で生まれて、小さいころから自分でも男だという自覚があって、好きになった相手が すべて女性ってひとには想像しにくいかもしれませんけど、そういう大多数のひとと違う人生を生きるひとは、ひとつひとつ『自分ってなんだろう』『ホントは どう感じているんだろう』って、確かめながら前に進んでいるんです」
「翔くん自身も まだ悩んでいて、自分が どうありたいのか、まわりに どう接して欲しいのか、まだ決まってないのかもしれません。時間をかけて、コミュニケーションをとっていくのが いいと思います。自分でも わからないものを、他人から決めつけられるのはストレスなんです。自分が解決したいからって、翔くんを急かして、誠さんは それでいいんですか」
「(いまは避けられていても)大丈夫ですよ。ひとって、そんなに怒り続けられるものじゃない。そのとき どんだけ悔しくて、腹が立ってても、誰か近くにいるひとが、そのツラさ以上の愛を示してくれたら・・・」
フジテレビ/2024年1月20日放送
【脚本】藤井清美/【原作】練馬ジム
離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-・第1話 [離婚しない男]
「不倫そのものは、親権獲得の理由には ならないんでございます。親権者というものは、子供を育てるにあたっての能力を求められているのであって、子供を育てるための能力が勝っていれば、不貞をしていようが関係ない。(それに)母性優先の原則――。産んだ親だから、母親だから、子供の看護 養育には、母親のほうが向いている。母性を求める子供の福祉の観点から、父親と暮らすより、母親と暮らすほうが望ましいとされている。そういう昔からの考え方がある」
「いまの日本の父親の親権獲得率は、わずか1割。バッターが打席に10回立って、1回しか打てないのが1割。100円のUFOキャッチャーに1000円つぎ込んで、なんか よくわからない、欲しくもない、ぬいぐるみ みたいなもの1個しかゲットできないのが1割。丁寧に言うと、お1割」
テレビ朝日/2024年1月20日放送
【脚本】鈴木おさむ/【原作】大竹玲二