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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! ブログトップ

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第11話(最終回) [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

大地だいちさんのおとうさん、怖いひとだった。怒鳴るとかじゃないけど、こっちが間違ってる気にさせる」



「生きていると、思いがけないことが起こる・・・いいことも、悪いことも。それをいくつも乗り越えるうちに、鈍感になる。鈍感ってことは、生きやすさでもある。でも、感動もなくす。だから、人生の醍醐味を味わいたいなら、自分に慣れないことだ。慣れて、自分も まわりの人間も、雑に扱わないことだ。向き合って、感謝して、必要なら謝る。いまなら間に合うぞ、若いんだからな、みんな」



「ぼくが学校に来れるようになるには、いろんなひとが必要だったけど、学校で最初に助けてくれたのは、どんどん話しかけてくるギャルだったんだよね。強くて、はっきりしてて、カッコよかった。料理ができて おとなしいひとも素敵だけど、それと同じぐらいに あのギャルも素敵なのに・・・どうして変わらなきゃいけないんだろう。ひとに好きになってもらうのって、自分の根っこまで変えなきゃいけないことなの?」



「こういう本物の才能あるひとが(マンガを)職業にするんだよね。わたしみたいな、ちょっと ひとよりは絵がけるけど、ずば抜けてはないって人間は、どっかで いつも引き際を探してる」



「大地くんは(男はこうあるべき、女はこうあるべきという)わたしの思い込みを責めずに、笑い飛ばした。なんて はつらつとした 思い切りのいい子なのかと思いましたよ。でもね、あのとき笑うまでの時間に、大地くんが どんなに泣いたんだろうって、だんだん気がつきましてね、堀内さん、あなたが おっしゃることは正しい。世間は厳しいです。うちの家族が大地くんとまどかくんの結婚を賛成したり、応援したところで、風よけにもならない。でも、あなたの心配が ふたりを救いますか」



「わたしは わからず屋でしたが、あなたは 頭がいい わからず屋だ。わたしよりタチが悪い」


フジテレビ/2024年3月16日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第10話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「このまま進んだら なにが起きるか、(おまえは)現実をわかっているのか。そもそも、この国では同性婚は認められていない。だから、友人たちに祝福されようが、法的には守られていないんだ。職場で配偶者のための福利厚生を利用することができない。パートナーが病気やケガで手術が必要になったとき、本人の意識があればいい。でも 万一、誰かが代わりに判断をしなければいけなくなったとき、他人である おまえには手術同意ができない。(中略) イギリスでは、若い世代でも30パーセントが、就職するときに性的指向を隠すそうだ。給与や出世の面で不利になるっていうデータがあるからだよ。それから、世界でも70か国以上、同性愛行為を犯罪だと捉える国がある。おまえ、子供のころから世界中 回って、いろんな動物たちを見てみたいって言ってたろ。そのパートナーとじゃ、行けない国があるんだぞ。将来の夢を制限されて、生活でも不便が出て、おまけに差別まで残ってる。わたしは おまえが心配なんだ。世の中が間違ってるかどうかは知らん。わたしが気にしてるのは、自分のたったひとりの息子のことだ」



「誰かが望んでるからって、自分の大切な部分を変えるの、『やっちゃいけない』までは言わないけど、とっても危険なことだって、ぼくは思います」


フジテレビ/2024年3月9日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第9話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「どうして そうなの? 女の子のことを、体形で どうこう言ったり、すぐに『誰が好み?』とか・・・。好みって言われて、迷惑な子もいるかもだし、好みじゃないって言われた子は傷つくよ。だいたい、好みって、離れたところからパッと見て、わかった部分だけを判断する言葉だよね。仲良くなって、いろんなことを知ってみたら、違うところも見つかるはずなのに。そういう いろんな いいとこ 全部 無視して、自分から見てるところだけで ひとを判断するのって、ぼくはイヤだ」



「(あの子は)男前だよな。いや、男前って言葉はあれだな。男気があるっていうか・・・それもダメだな。うーん、なんか仕事っぷりを ほめるときに使ってきた言葉って、男だらけだな」


フジテレビ/2024年3月2日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第8話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「女性がお茶をいれる。妻は夫を立てて家事をすべて担う。社会人たるもの、プライベートより仕事を優先する。男は男らしく――。それが常識だった時代もありましたよね。だから、わたしも古池さんも、部下に、家族に、それを強いたのは『社会がそうだったからだ』と、自分が自分を擁護することはできる。社会のせいだ、オレは悪くないって。でも、その価値観を押しつけられた相手は、誰もイヤな思いをしなかったとは言えんでしょう。つまり、あの・・・ホントは謝らなきゃいけないんですよ。先輩も、オレも、イヤな思いをさせた全員に。でも、全員には会えないし、もう思い出したくもないひともいるでしょう。だから、せめて・・・せめて、オレは自分を変えるんです。変えなきゃいけないって思ってるんです。古池さん、あなたには尊敬すべき粘りと根性がある。それを台無しにしないためにも、一緒に変わりませんか」



「親に(性的指向の)秘密を打ち明けるのは、いちばん怖いんだ。言わなきゃ、いままで通りの日常。言ったら、世界が一変してしまうかもしれない。おまけに、拒絶されたら、これまでの関係がゼロになる。親だから・・・関係を切りたくない相手だから、言えないことがある」


フジテレビ/2024年2月24日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第7話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「沖田って、カッコいいよな。(中略) まわりのノリに合わせて、自分に嘘ついたりしないじゃん」



「嫌いなんだよ・・・『誰狙い』とか、『誰が好み』とか、可愛いとか、可愛くないとか。誰かのことを、物みたいに言う。そういうこと言うひとって、きっとぼくのことも・・・」


フジテレビ/2024年2月17日深夜放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第6話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「メイク方法で『むかしから こうやってたから』とか、『このやり方に慣れている』から、という理屈で うまくいくことは ひとつもありませんからね。メイクも、自分も、毎日 変わっていきます。常にアップデート、これが基本です」



「仕事ってね、塊で考えと大変な気がするけど、自分がやりがいを感じられる職業なら、向き合い方は違うと思うの。自分が何になら人生の いちばん元気な時間を使ってもいいって思えるのか、じっくり考えたほうがいいんじゃない」



「ゴミ捨ては とっても面倒くさい。でも、3分でできる仕事なのになって思うと、できない自分が情けなくなる」



「オレをあきらめないでくれ。怒らないってことは、話してもムダってことだろ」


フジテレビ/2024年2月10日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第5話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「つきあいのよさ、根性、粘り強さ――。履歴書には書けない評価は、もう なんの意味もないのかな」



「わたしが子供のころはね、スーパーで売ってるチーズは、あの銀紙のものくらいだったんだよね。それが大学時代、イタリア料理ブームがあって、当時は『イタメシ』って言ったんだけど、いろんなチーズを食べるようになって、いまはスーパーにも何種類も並んでる。そのぐらい、この何十年で わたしたちのまわりの世界が広がってるってこと。たくさん、新しいことを受け入れる時代を生きて、それを楽しめた わたしみたいな人間もいるけど、子供のころになかった常識には抵抗するひともいる。そういうひとに受け入れてもらうのは大変だよ。だから、ゆっくり行こう」



「オレたち(ゲイ)って、気になった相手が そもそも自分を恋愛対象だと思ってくれる確率が低いんですよね。告白した答えが、『好き』か『ごめん』だけじゃなくて、『信じられない』とか、『考えたこともなかった』とか・・・もっと悪いと『気持ち悪い』『もう縁を切りたい』って言われた友達もいるし」


フジテレビ/2024年2月3日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第4話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「心配って、別の心配をエサにして どんどん増えていっちゃうからさ。どこかで切り離すことも必要だと、オレは思ってる」



「(会社のために個人の生活を犠牲にしろという理屈は通らない、と部下は言う。それを)世知辛いと思うのは間違いか。じゃあ、会社との つながりって、なんだ? 金をもらうだけか。誇りや、やりがいは? あいつらから見たら、オレは会社に いいように使われた間抜けなのか」


フジテレビ/2024年1月27日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第3話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「男性の体で生まれて、小さいころから自分でも男だという自覚があって、好きになった相手が すべて女性ってひとには想像しにくいかもしれませんけど、そういう大多数のひとと違う人生を生きるひとは、ひとつひとつ『自分ってなんだろう』『ホントは どう感じているんだろう』って、確かめながら前に進んでいるんです」



かけるくん自身も まだ悩んでいて、自分が どうありたいのか、まわりに どう接して欲しいのか、まだ決まってないのかもしれません。時間をかけて、コミュニケーションをとっていくのが いいと思います。自分でも わからないものを、他人から決めつけられるのはストレスなんです。自分が解決したいからって、翔くんを急かして、誠さんは それでいいんですか」



「(いまは避けられていても)大丈夫ですよ。ひとって、そんなに怒り続けられるものじゃない。そのとき どんだけ悔しくて、腹が立ってても、誰か近くにいるひとが、そのツラさ以上の愛を示してくれたら・・・」


フジテレビ/2024年1月20日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第2話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「価値観は年齢 関係ないと思いますよ。世間とつながった先に素敵なことが起きるって信じられるか、もう世間には なんの希望もないと思って関係を切るかの違いじゃないかな。世間に なにも期待できないって、結局 自分にも期待してないみたいで、悲しくないですか」



「現実よりも、二次元のほうがよっぽど大事なひとの気持ち、(お父さんには)わかんないでしょ。現実逃避だって言うでしょ・・・大人になり切ってない幼稚な人間だって。(中略) お父さんって、他人が大事にしてるもの、自分の尺度で否定するじゃん」



「(同人誌の中身は)見るなと、きつく言われてるはずだぞ。忘れるな、親に なにをいているか知られるくらいなら、腐女子は死を選ぶ」


フジテレビ/2024年1月13日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第1話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]

「他社がしないことをして、初めて契約が取れんだぞ――。先輩からそう教わった。だから、(オレは)頑張ることしか知らない。なにより、仕事で無理さえしていれば、それ以外のことは できなくても許された」


フジテレビ/2024年1月6日放送
【脚本】
藤井清美/【原作】練馬ジム
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