殺意の道程・第1話 [殺意の道程]
「殺人事件の『凶器ベスト5』って、なんだか わかります? まずは包丁ですね。殺人事件では一番人気で、利点は とにかく手に入れやすいことですね。で、次が銃なんですけど、これは やっぱり入手が難しいのと、仮に手に入ったとしても、購入経路から足がつきやすいのが難点。あとはロープ。これは便利ですね。絞殺とか、てこの原理でも殺せます。あとは証拠隠滅がラクですね。そして、2時間ドラマの定番、鈍器ですね。ガラスの灰皿とか、よく言われる “バールのようなもの” とか。最後は、さっき言った毒殺です(けど、知識のない素人が手を出すのは危険です)ね。とりあえず、ベスト5は こんな感じです」
WOWOW/2020年11月9日深夜放送
【脚本】バカリズム
片恋グルメ日記・第5話 [片恋グルメ日記]
横山秀夫サスペンス モノクロームの反転 [月曜プレミア8]
「ひとはな、一度に三人以上 殺すと、自暴自棄になる。死体の処理や、証拠隠滅の意識が希薄になっちまって、ともかく現場から遠くに逃げようとする」
「情報ってのは、犯人を挙げられるやつが持たなきゃ、腐っちまう」
「完璧であろうとすればするほど、毛ほどの(犯行の)痕跡が怖くなる」
テレビ東京/2020年11月9日放送
【脚本】青島武/【原作】横山秀夫
エール・第106話 [エール]
「古山が なんでも書けんのは、どんな題材にも自然と感情を寄せていけるからだと思うんだよ。なんでも受け入れて、愛せる素直さは、もちろん もともとの性格もあるだろうけども、愛情に恵まれて育った人間ならではって気もすんだよな。逆に言うと、そこが欠けてる人間は、自分の愛し方すら よくわかんないっつうかさ、まあ、難儀なもんだ。でもさ、われわれには想像力ってもんがあんだろ。ふくらませるのも、しぼませるのも、てめえ次第だ」
NHK/2020年11月9日放送
【脚本】清水友佳子/【原案】林宏司