七人の秘書・第4話 [七人の秘書]
「逃げちゃダメ。一回 逃げることを覚えたら、この先ずっと逃げることになる。その一回が、一生の後悔になる」
「ラーメンがおいしいと思える人生を送れ。腹いっぱい食べて寝れば、たいがいのことは なんとかなる」
テレビ朝日/2020年11月12日放送
【脚本】林誠人
だから私はメイクする・第6話(最終回) [だから私はメイクする]
「これとこれ、どっちも、言ったらピンクの口紅だよね。でも、微妙に色が違うでしょ。ゼロと1のあいだに無限に数があるように、同じピンクでもいろんな種類があるの。ブランドによって質感も違うし、もともと持っている そのひとの色素によっても発色が変わってくる。つまり、メイクの正解は、ひとの数だけある」
「わたしにとって、眉毛はただの毛でしかなかったんです。けど、熊谷さんに教えてもらって、そうじゃないってわかりました。眉毛の角度ひとつ、質感ひとつで、いろんな自分になれるんだって。なんか、眉毛がはっきりするだけで、元気 出て・・・。ずっと人前に出るために、仕方なくやってたメイクが変わりました。(中略) いま(マスクをつけなきゃ外出できない)このときだから、必要なメイクもあるって、わたしは思って・・・いや、違う。わたしには いまメイクが必要なんです。メイクは楽しいから」
「この前 話したとき、コスメ買うの自粛してるって言っててんけど、ホンマは・・・。こんなときやからこそ、買い支えないと。お布施でいいの、いままでずっとコスメに気分あげてもらってきてたんやから
「わたしにとって、メイクする時間は、自分と向き合う時間です。少し可愛くなった。少しキレイになった。少しカッコよくなった。自分にしかわからないことかもしれないけれど、そのちょっとした変化が、わたしを勇気づけてくれています。(中略) 誰のためでもない、自分を心地よくさせるメイク、楽しんでくださいね」
テレビ東京/2020年11月11日深夜放送
【脚本】坪田文/【原作】シバタヒカリ/【原案】劇団雌猫
メンズ校・第6話 [メンズ校]
「好きなんだよね、(貝殻の)この匂い。磯くさい・・・。(中略) なんかさ、持ち運べる海って感じでしょ」
「オレは常々、女は みな等しく花だと思ってる。だが、残念なことに、あの女には なにかが決定的に足りてない。解毒効果がないに等しい。オアシスを見つけた瞬間、蜃気楼だったと わかった気分だ」
「ダメじゃないの、楽しいだけなんて? だって、そんなの、なんの役にも立たないし・・・。楽しくなくても、将来とか、未来とか、そういうのに役立つことに、時間 使わないとダメなんじゃないの」
「立つだろ、役に。もし将来、楽しくなくても、役立つことにしか時間を使っちゃいけなくなったとき、絶対 役立つだろ、いまって。(あのとき、すげえ楽しかったって)思い出せば、きっと頑張れる・・・オレには、あんな面白いことを一緒にやった仲間がいるって」
テレビ東京/2020年11月11日深夜放送
【脚本】蛭田直美/【脚本協力】今西祐子/【原作】和泉かねよし