パンドラの果実 ~科学犯罪捜査ファイル~・第10話(最終回) [パンドラの果実]
「地球上の歴史で、生物の大量絶滅が起きた回数は何回か、ご存知ですか? 5回です。90パーセント以上の生物が絶滅する危機が5回もあったんです。その度に、生き延びた生物は進化を遂げた。つまり、たとえ絶滅の危機が訪れたとしても、全人類が絶滅することはない。むしろだ・・・進化のためには、絶滅の危機が必要なんです」
「わたしに このウイルスを作るきっかけを与えてくれたのは、ほかでもない わたしの父でした。(中略) 父の研究ノートには、ある科学者の言葉が綴られていました。『科学的に可能だとわかっていることは、どんなに恐ろしいことだとしても、やり遂げなくてはならない』――ジョン・フォン・ノイマン。そう、原爆の開発に加担した人物です」
「ウイルスは差別せず、区別せず、虐げず、奪わず、そして見放すことなく、あらゆる面で平等です。あなたが資産家だろうと、時の権力者だろうと、貧困にあえいでいようと、老人や赤子だろうとも、もちろん男女の別なく、平等に感染します」
日本テレビ/2022年6月25日放送
【脚本】福田哲平、関久代/【原作】中村啓
空白を満たしなさい・第1話 [空白を満たしなさい]
「ひとが ひとりいなくなれば、ひとり分 穴が開くだろ? その穴を いつまでも放っておくわけに いかないんだよ。みんなで一生懸命 埋めたの。おまえは それがちょうど塞がったところに戻ってきてるんだよ。ムリに こじあけようとするな」
「日本なんて呼ばれてるこの一帯は、もう滅んでいくだけです。年寄り連中が、若い連中のエサを血眼になって食い荒らしてる。あのブタどもは、尻ぬぐいは全部 あとの人間に押しつけて、満腹のまま、幸せに死んでいくんです」
「過労死するまで働いても、やっと人並みの暮らしが できるかどうかの世の中で、家族を養うのが幸せ? そんなものはね、余計なことを考えないために思い込まされてるだけですよ」
NHK/2022年6月25日放送
【脚本】高田亮/【原作】平野啓一郎
ウルトラマン クロニクルD・第22話(最終回)
「ぼくは隊長さんに『GUTS-SELECT に入って、(ウルトラマン)トリガーと一緒に戦いたい』って言ったんだ。でも、それじゃダメだって、マルちゃんの話を聞いて気づいたんだ。ウルトラマンが来てくれるって、任せっきりの気持ちでいたら、ウルトラマンだって、力を貸してくれない。GUTS-SELECT の隊員っていうのは、自分たちだけでも みんなを守るんだって、強い気持ちがなくちゃ ダメなんだって」
テレビ東京/2022年6月25日放送
【脚本】皐月彩
※ 『ウルトラマン クロニクルD』は既存のウルトラマンシリーズを振り返る番組のため、新撮のドラマ部分(番組ナビゲート部分)のみを採録の対象としています。