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セクシー田中さん・第10話(最終回) [セクシー田中さん]

「(きみの人生にぴったり はまる女性?)そういう都合のいい相手なんて、いないんじゃないかな。みんな、それぞれ自分の人生を生きるしかないんだから。誰かの人生に はまるなんて苦しいよ」



「ずっと自信がなかった。真っ直ぐ 自分を見るのがイヤだった。ちっぽけで、なんも できない自分を自覚するのがイヤだった。なんで みんな 自分には大した価値がないって、すぐに思っちゃうんだろう。誰に吹き込まれたんだろう」


日本テレビ/2023年12月24日放送
【脚本】
芦原妃名子
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セクシー田中さん・第8話 [セクシー田中さん]

「わたしね、自分の顔にコンプレックスが いっぱいあって・・・。(中略) でも、メイク 覚えて、初めて自分の顔も悪くないって思えて。そのとき、気づいたの。誰より わたしを罵倒してたのは、わたしだったんだって」



「友達が言ってたんですけど、ずっと来たかった場所に来られた。カフェで食べたケーキが おいしかった。好きな色のスカーフを見つけた。初めての国の文化に触れた――。ひとつひとつは些細だけど、たくさん集めれば、生きる理由になるよって」



「ひとは感情を取り上げられると、どこか壊れていくのよね」


日本テレビ/2023年12月10日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第7話 [セクシー田中さん]

「なんでイヤだって言ってんのに、無視すんの。ひとがイヤだって言ってることを わざわざするのは、DVと根っこが同じだよ」



「(彼女とつき合うことで)責任は負いたくないけど、しんどいときは甘えたくはなるんすよ。最低ですよね。さわれなくても、隣にやわらかい生き物が眠ってるってだけで、ちょっと癒される。朱里あかりが飲み会で山ほどもらってくる名刺の中で、オレを選ぶんだって思ったら自尊心も満たされる。オレも女の子のことは あんま信用してなかったっていうか、ズルいなって思ってて。若いってだけでチヤホヤされて、ワガママで、欲張りで・・・。(それに引き換え)オレはブラックな会社すら辞められない。朱里が全力でハードル下げた結婚相手の条件すら、オレには すげえ重い」



「先が見えなくて、前にも後ろにも行けなくて・・・でも、朱里のダンスを見に行ったら、なんかもうメチャクチャで。(中略) あれだけ可愛くて、もっとラクで、チートな生き方 いくらでも選べるのに、こいつ なにやってんだって思ったら、なんか悩んでんのが、バカらしくなってきて。ただの女の子だと思ってたんですよ。打算的で、依存的で、いま可愛いだけの女の子だって。でも・・・。朱里に伝えて欲しいんです。きみのダンスはへっぽこだけど、ひとを変える力がある。少なくとも、オレにはそう見えたって」


日本テレビ/2023年12月3日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第6話 [セクシー田中さん]

「ひとを惹きつけるのは、若さでも、美しさでもない。エネルギーだ」



「とりあえず手の届かない男はキープしつつ、身近に転がってる男も味見してみれば? 恋愛は慣れよ、慣れ。誰かひとりぐらい、そのへんに転がってるでしょ。(中略) 世界人口、80億人よ。物好きだって、熟女 老女 好きだって、ごろごろいるでしょうよ。血眼ちまなこになって、本気で捜してよ。視力 悪すぎる」



「きみはいつも田中さんを過保護に守ろうとするけどさ、オレはいつも彼女のタフさに圧倒されてるよ」



「どうみてもゲーム感覚で恋愛するタイプじゃん。懲りないなあ。(中略) もう自己中男はやめときな。自己中はモラハラのはじまり。モラハラはDVのはじまりだよ」



「ぼくにとって田中さんは、隠れた名作映画なんですよ。コンセプトが伝わりにくかったり、キャストが地味すぎたり、邦題がクソダサかったり・・・宣伝が下手すぎて、いまいち観る気にならない映画って あるじゃないですか。でも、ひとに薦められて観たら面白くて・・・。そういうのって、今度は別の誰かに教えたくなるでしょ。『すんげえ最高だから観てよ。観たら夢中になれるから』って。マニアの間だけで埋もれるには もったいない逸品なんですよ、田中さんは」



「もう いらないなら、オレが朱里あかりちゃん、もらうから――とか言いたいところだけど、あれでしょ。『どうぞ』とか言っちゃうタイプでしょ。(彼女は)可愛いし、いなくなるのは惜しいけど、自分のプライド畳んで、面倒くさい思いしてまで つき合いたいとか、そういうんじゃないでしょ」


日本テレビ/2023年11月26日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第5話 [セクシー田中さん]

「(不倫が)なんでダメなのか、自分の言葉で説明できなきゃ、相手に届くわけないじゃん。田中さんの世界の中で出会った数少ない男の中で、36歳 独身の無神経で偉そうな おまえより、48歳の女の扱いがうまい チャラい既婚者のほうが魅力的――。おまえの振りかざす常識よりよっぽど説得力あるわ」


日本テレビ/2023年11月19日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第4話 [セクシー田中さん]

「進吾といると、自信が減る・・・あたしじゃダメなのかな、魅力ないのかなって。背筋が曲がる・・・。(中略) 進吾のことが好きだけど、どんな関係でもいいから そばにいたいとまでは思えない。そこまで自分を雑に扱えない」



「次の依存先が見つかったから、もうオレ いらないんだ? 田中さんがキラキラしてないと不安になるんでしょ。それも依存じゃね? 自分のメンタル、他人に委ねてんじゃん」


日本テレビ/2023年11月12日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第3話 [セクシー田中さん]

「(全方位の男からモテるなんて)そんな女いませんよ。男のひとの好みって、案外、はっきりしてますもん。さわやかで、優しくて、ちょっといいなって思ったひとに、理想のタイプ・黒木華って言われたときの絶望感、わかります?」



「『まあ、いっか』は節約の敵です」



「男、ナメてっから(危ない目に遭うん)だよ。自分らが、ああいうやつらに どういう目で見られてっか、自覚あんの?」
「わかってるよ。そんなの、ランドセル 背負ってるころから、イヤってほど わかってる。でも、好きになるのは異性だし、用心して、画策して・・・でも、いいなって思ったら気も緩む。ごめんなさい」


日本テレビ/2023年11月5日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第2話 [セクシー田中さん]

「百合ちゃんは社内のブラックホールって呼ばれてたんだよ。それは、婚約者がいようが、家庭があろうが、百合ちゃんの手にかかれば、落ちない男は いなかったから。しかも、天然、悪意なし。所詮、計算で動いてる あたしとは次元が違うのよ」



「若いひとの3倍 努力すれば、追いつける。10倍 努力すれば、追い越せる。そう思ってます」



「(女に)遊ばれた腹いせに(あたしたちに)暴言 吐くとか、超 迷惑。全部、その実花って女に言えっつんだよ。調査会社 使って、新婚家庭に殴り込め。そんで、ストーカーで捕まって、会社 クビになれ。再就職の最終面接、腹 下して遅刻しろ」



「男のひとが あたしをチヤホヤするのは、あたしが若くて、適度にバカそうで、ちょっと頑張れば、すぐに手に入りそうな丁度いい存在だからでしょ」



「(ベリーダンスは)起源もいまいち曖昧で、多種多様すぎて・・・もともとは祭事的な要素が強かったと言われるし、豊穣を祈って踊られる一方で、ハレムで官能的に踊られていて。安易なセクシーさの表象としての一面もありますし、女性性や精神を解放して、むしろ誰にも媚びずに自由に生きる手段としての、強く、スピリチュアルな一面もある。正解がないから迷うんです。自分がこうありたい正解を、自分で選び取るしかない。自分の頭で選んだ決断って、誰に なにを言われても揺るがないじゃないですか。わたしは自分の頭で考えて、自分の足を地にしっかりつけて生きたかった。たぶん、だから、ベリーダンスなんです。他者の意見をはねのけて強くありたいか、すべてを内包してやわく共存したいのか、まだ模索している最中です・・・未熟なので」


日本テレビ/2023年10月29日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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セクシー田中さん・第1話 [セクシー田中さん]

「うちの会社の独身アラフォーって、二極化してるよね。老化に あらがって自分みがきエスカレートする系と、すっかり あきらめて老後資金ためる系――」



「(結婚相手に求める条件は)40歳以下。最低年収300万。モテすぎないひと。犯罪歴ナシ。気軽に借金しないひと。ギャンブル無理。暴力 無理。大家族NG。危ない宗教 入っていないひと。うかつに起業とかしないひと。夢とか語って暴走しないひと。(中略) 別に理想なんて持ってない。そこそこの年収とコミュ力があって、ビジュアルは生理的にムリじゃなければ気にしない。普通でいい。その普通が難しいのは わかってるけど、普通がいい。幸せになりたいなんて思ってない。最悪、不幸にならないためのリスクヘッジがしたいだけ」



「友達の定義って、なんだっけ? どんだけバカやってても、軽口たたいても、お互い 尊敬の念があって、大切にして、大切にしてもらうことだと、わたしは思うのね。進吾とわたしは、むかしは友達だったけど、いまは友達じゃないと思う」



「あたし、彼氏も友達も できたことないんです、いままで一度も。むかしから あたしが口をひらくと、みんなが困った顔をするんです。たぶん、変わってるんだと思うんだけど、自分では わからない。顔を上げずに すむから、勉強するしかなくて。資格を取って、仕事するしかなくて。気がついたら、どんどん猫背になっていて。ある日 鏡を見たら、老婆が映ってた・・・まだ35歳だったのに。(中略) だから、胸を張ろうって思ったんです。曲がった背筋を何度も・・・何度でも伸ばそうって思った。ベリーダンスが魔法をかけてくれたんです」


日本テレビ/2023年10月22日放送
【脚本】
相沢友子/【原作】 芦原妃名子
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