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地獄のガールフレンド・第5話 [地獄のガールフレンド]

「そんなに昔でもない昔、日本には お仲人なこうどさんというマッチメーカーが、各町内に、あるいは親族の中に、ひとりはいたものです。お仲人さんは、これというひとを見つけると、お見合い写真と釣書つりがきを持ってやってきます。釣書とは、いまの言い方をすれば、プロフィールのこと。(中略) ところが、なくなって初めてわかる ありがたみ。(恋愛結婚が当たり前になると、婚姻率は低下の一途をたどるようになりました)」



「(自分の年を)言うの、怖くなっちゃった。彼がいるときは、堂々と年齢が言えたのに、ヤバいよ。彼氏のいないオバサンなんて、ただのオバサンだよもう。(中略) 出会いは突然やってくるとか、赤い糸で結ばれていたんだねとか、そういう お花畑を通りすぎちゃったら、どうすればいいわけ」



「(相席屋で初対面の男と酒を飲むのはキャバ嬢みたいだっていうのは)キャバ嬢に失礼。あの子たち、頭のてっぺんから、爪の先まで、女にみがきかけてるよ」



「本当のことを言う女は、男にとってはブスなんだよ」



「奈央ちゃんさあ、若いころ、超モテてきたでしょ。だよね。でも、それって、カワイイ女の子に見えてる間だけだったよね。それに気づきはじめたから、よけいカワイイに こだわってるわけでしょ。だから、男とちゃんと、セックス以外のつながり作んないと、この先、同じじゃいられないよ」


フジテレビ/2020年5月4日深夜放送(2019年11月22日、FODにて配信)
【脚本】
黒沢久子/【原作】鳥飼茜
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ワカコ酒 Season5・第5話 [ワカコ酒]

「天ぷらは油の芸術品だね」


BSテレ東/2020年5月4日深夜放送
【脚本】
阿相クミコ/【原作】新久千映
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今だから、新作ドラマ作ってみました・第1夜「心はホノルル、彼にはピーナツバター」 [単発]

「恋人のときは、浅はかだったから、子供が欲しいと思った。それによって、相手の覚悟を確かめたいっていうのかな・・・。つきあったばっかりのころって、『子供、欲しい?』って聞くことによって、相手の反応を見るっていうか、試すっていうか、それによって つきあう速度とか、距離とか・・・(中略) 相手の出方を見て、それで察知するの。(中略) でも、夫婦になるって決まってからは、真剣に考えるようになった」


NHK/2020年5月4日放送
【脚本】
矢島弘一
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行列の女神 ~らーめん才遊記~・第3話 [行列の女神]

「あんなに おいしい食べ物(ラーメン)をいままで食べさせてくれなかったなんて、虐待です。洗脳です。そんなひとのことを親だなんて、思いたくありません。わたしの本当の母親はきっと・・・きっと、ラーメンなんです。わたしの この体には いま、お母さんの血じゃなくて、ラーメンのスープが流れてるんです。指紋だって、もうすぐ なるとの渦巻みたいになるんだから。覚悟しておいてよね」



「ああもう、社長も、お母さんも、わたしのために争わないでください」
「(いや、争ってないよ、これっぽちも。)奪い合いじゃなく、押しつけ合いですからね、全力で」



「(なにもしないで結果を待つ?) それじゃ、つまらないでしょ。ケンカの火種がくすぶってるなら、薪くべて、ガソリンかけて、ついでに火薬も投入しないと」



「料理がおいしいだけじゃ、店は成功しないのよ。あなたの つけ麺は たしかに おいしかった。でもね、ほとんどの客は複数の店を食べ比べて、おいしいほうを選んでるわけじゃないの。料理対決なんて、マンガやテレビ番組の世界の話。客のほとんどは保守的で、知名度とか、誰かの推薦を頼りに店を選んで、そこで食べた味に満足して帰っていく。つまり、彼らは情報を食べているのよ」



「あの子を見てると、なぜイラっとくるのか、理由が わかったような気がするわ。ただ おいしいものを作ればいい、そう信じていた むかしの自分を思い出して、うらやましくなっちゃうからよ」


テレビ東京/2020年5月4日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】久部緑郎
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