そのご縁、お届けします -メルカリであったほんとの話-・第6話(最終回) [そのご縁、お届けします]
「別れは、失うことじゃない」
「人も、物も、出会いがあれば、必ず別れがやってくる。しかし、共に過ごした時間は決して失われることはない。かつて破れた夢も、握り直したその手も、これから重なる未来も、再び重なる いまも、すべては つながっていて、これからも そこにある」
TBS/2020年12月8日深夜放送
【脚本】北川亜矢子
この恋あたためますか・第8話 [この恋あたためますか]
「(自分を)曲げられないなら、ポキッと折られるしかないよね」
「井上さん見てると、入社したころを思い出すんだよなあ・・スイーツ作んのに夢中になってたころ。うまいもん作りてえなあって、ただそれだけ。それが、予算とか、締切りとか、ノルマとか、方向性とか・・・いつの間にか、ただの業務になっちまうんだよなあ」
「(あの子が勉強をはじめたら)スゴイことになるかもね。いままでは感性だけで(スイーツを)作ってたけど、今後は知識に裏づけされる」
TBS/2020年12月8日放送
【脚本】神森万里江
姉ちゃんの恋人・第7話 [姉ちゃんの恋人]
「一度ひとを傷つけてしまって、ツラい思いを本人もしたから・・・だから(吉岡さんは)優しい。だから、もう二度とひとを傷つけたりしない。そういうひとだと思う。あたしは、そう信じる。でもね、世界っていうか、世の中って、そんなに優しくはないと思うんだ・・・残念だけどさ。だから、姉ちゃん、(吉岡さんと恋人同士になって)くやしい思いをしたり・・・することあると思う。ときどきキツイこともあるかもしれない。そんときは・・・そんときは、そんときは、(弟のあんたたちが)助けてください。お願いします。姉ちゃんの味方でいてください」
「ちょっと前に、だいぶ年下の大学生の子に『みゆきさんは、ぼくの初恋のひとなんです』なんて言われちゃって。はじめは、ちょっと落ち込んでたわたしを励ましてくれるために、言ってくれてるのかなと思ったら、なんかそうでもないみたいっていうか、本当っていうか・・・。だって、年は若いし、そもそも子供のころから知ってる子だし、これがまた可愛い顔で・・・なんていうの、わたしからすると、こう、自分はちょっと圏外みたいなさ、あるでしょ? まるでアイドルみたいな・・・観賞用としては、好きとか、可愛いとか思うけど、実際にはないでしょ。きっと同い年の可愛い女の子とつきあったりするのを祝福するのねって。世界って、そうやって回ってるのね、みたいな。でも、やっぱり『好き』って言われたら、そりゃ、うれしくてさ。もう、泣きたいくらいにうれしくて・・・てか、ホントに泣いて・・・それくらい、やっぱり『好き』とか、『大切』とか言われたら、うれしくてさ。わかる? わかるよね。(わかってくれて)ありがとう。なんか、わたしも どんどん好きっていうか・・・なんか、なっていってしまって。わかる? でもね、ふたりには越えなきゃならない壁があって。その壁、桃子なんだ。その男の子ね、(桃子の弟の)和輝。そう、おたくの和輝」
フジテレビ/2020年12月8日放送
【脚本】岡田惠和