ヘッドハンター・第８話（最終回）

「気づいたんだよ。ルールの中で金儲けするより、ルールを作っちゃったほうが早いって。（だから政治家になったんだ。）」

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「ノンキャリアという言い方は、やめてもらってもいいですか。それは世間のひとが言う俗称であって、本当は専門職です。キャリアがないって、なんか ひどい言い方だと思いませんか」

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「（払い下げられた国有地は）市民の憩いの場など、有効に活用する。『など』っていう言葉を使えば、（あとから）なんでも入れられる。官僚言葉のイロハのイだろ」

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「キャリアとノンキャリアのヒエラルキーは凄すさまじくてね。10も下のキャリアに名前で呼ばれることはない。『キミ』なら、いいほうだ。『オイ』とか『コラ』とか・・・。それでもね、誇りがあった。実務という誇りが。判断を下すのは彼ら。でも、その判断材料をそろえてやるのは、こっちなんだってね」

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「腐り切った政治屋に なにか言われる筋合いはない。小さな嘘だと？　大きな仕事だと？　嘘をつくしか能がない、目先の利益しか頭にない無能な政治家に、大きな仕事なんか できるわけないんだよ」

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「嘘つきに対する最大の罰は、ひとから信用されなくなることじゃない。ひとを信用できなくなること」

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テレビ東京／2018年6月4日放送
【脚本】林宏司