カーネーション・第146話 [カーネーション]
「ウチがなにかをして、それが成功したときっちゅうんは、必ず自分やのうて、相手のため思うてしたときなんです。欲かいて、自分のためにしたときは、全部、失敗しました」
NHK／2012年3月26日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第144話 [カーネーション]
「そもそも人間の病気（を治す）には、ホンマに医学しかないんか・・・。まあ、とりあえず ないことにして、ウチらは必死で患者を治療に専念させてるわけですけど、ホンマのところは、どうか知りません」
「年とるっちゅうことはな、奇跡を見せる資格がつくっちゅうことなんや。例えば、若い子らが元気に走り回ってたかて、なんもビックリせえへんけど、100才が走り回ってたら、こら、ほんだけで奇跡やろ」
NHK／2012年3月23日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第138話 [カーネーション]
「あんたにはウチが苦しんでるよう見えるんけ。そら、誤解や。ウチはな、苦しんでなんかない。夢中なだけや。人間、ホンマに夢中なときは、苦しそうな顔になるもんなんや」
NHK／2012年3月16日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第135話 [カーネーション]
「年を取るっちゅうことは、あたりまえに でけるはずのことが でけへん、その情けなさに耐えること。しかも、いま でけてることも、これから先どんどん でけへんようになっていく、その怖さに耐えること・・・たった独りで」
NHK／2012年3月13日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第133話 [カーネーション]
「服ちゅうんはな、里香。着て歩くことで、それにふさわしい物事を引き寄せて回るんや。あんたのその頭とジャージは、やっぱり見事に、この結果（暴力沙汰）を連れてきたちゅうこっちゃ。わかるやろ。世間様と無関係でおられる人間なんか、ひとりも いてへんねや。自分が世間にどない見えたら、こんな目に遭わんですむか、よう考え」
NHK／2012年3月10日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第116話 [カーネーション]
「あいつにはとにかく、でっかい山をドーンと置いちゃるっちゅうことが大事なんです。この山を登りよって言うときさえしたら、どんだけしんどうても、わき目も振らずに登っていく。ハッと気づいたらもう、えらいとこまで行ってるんです」
NHK／2012年2月20日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第113話 [カーネーション]
「若い子のやることは、自分にはわからんからって、間違うてるとは限らんちゅうことを覚えたんや。要はな、外国語みたいなもんなんや。うちにはわからんでも、それで通じおうてる人らがいてることはわかる」
「夢は大きいほど、こわれやすい かもしれんよって」
NHK／2012年2月16日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第112話 [カーネーション]
「ドレスはな、女を二割増し、三割増しに見せてなんぼやで。流行っちゃったらええ ちゅうもんちゃう」
「人生ちゅうんは優しいもんで、なにが欲しいかも よう言わん人間のような手にも、急にポコッと宝物をくれることがあります」
NHK／2012年2月15日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第106話 [カーネーション]
「（万年主席の優等生なんて）点取りがうまいだけで、べつに才能があるわけちゃう」
「ようそんな他人がデザインした服 着てヘラヘラしてられんな。この道 進むて決めたら、うちらはもうその瞬間からデザイナーなんや。なに着るかは、そのままデザイナーとしての面構えなんや。（中略） よその服 真似して、喜んでる場合ちゃうんじゃ」
NHK／2012年2月8日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第93話 [カーネーション]
「うちのお母ちゃんはな、ごっつ気はつかうんや。そやけど、つこうたら つかいっぱなし。つこうたもんのあと、片づけるってこと せんよってな」
「はずれても、踏みとどまっても、人の道や」
「人の道ちゅうのはな、はずれんためにあるもんや。けど、これ、はずして 苦しむためにもあるんや。なんぼでも苦しんだらええ。あがいたらええ。悩んだらええ。命はなあ、燃やすためにあるんやで」
NHK／2012年1月24日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第63話 [カーネーション]
「モンペみたいな辛気臭いもんこそ、上等な生地でこさえなあかんのや。（中略） “辛気臭い” いうんはな、バカにしたらアカンで。恐ろしいほど、寿命 縮めるんや」
NHK／2011年12月14日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第54話 [カーネーション]
「店一軒 守るいうんは、大変なことや。（中略） ええときもあれば、つらいときもある。ええときに調子乗んのもアカンけど、つらいときにくじけんのもアカンねん」
NHK／2011年12月3日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第23話 [カーネーション]
「堂々としなさい。洋服を着て、胸を張って歩くということを、あなたの使命だと思いなさい」
「いまこの日本で女性が洋服を着て歩くということは、（中略） 時代のいちばん先頭で旗を振って歩いているようなもんだもの」
「本当にいい洋服は、着る人に品格と誇りを与えてくれる。人は品格と誇りを持てて初めて、夢や希望も持てるようになる」
NHK／2011年10月28日放送
【脚本】渡辺あや
カーネーション・第15話 [カーネーション]
「姉ちゃんは偉いやん。やりたいことあったら、ぜーんぶ自分で どないかしよる。どんだけ しんどうても、音 上げへん。（姉ちゃんは好きなことして）ええなあ 思うんやったら、なんぼでも真似しい。けど、真似でけんと、文句だけ言うんは、あきません」
NHK／2011年10月19日放送
【脚本】渡辺あや
