どんぶり委員長・第７話 [どんぶり委員長]
「いい？ これは普通の待ち合わせじゃないのよ。デートなのよ。初めてのデートの待ち合わせに、時間ぴったりに来るなんて、鈍感。異常。ノーデリカシー。（中略） あたしのようなパーフェクトな女性にデートに誘われて、（前の晩）ぐっすり寝れる神経がもう、鈍感。異常。サイコパス。あなたみたいなサイコパスにとっては、水族館なんて巨大な いけすにしか見えないんでしょ。食べる側と、食べられる側。そんな食物連鎖の優位性を確認しにきただけなんでしょ」
BSテレ東／2020年12月5日深夜放送
【脚本】池田テツヒロ／【原作】市川ヒロシ
どんぶり委員長・第５話 [どんぶり委員長]
「誰かを喜ばせることができれば、それが なんであれ、人生は豊かになるってこと。それが わたしにとっては料理なんだけど。おいしい料理を作ることができれば、それを食べたひとが笑顔になる。５人前の料理を作れば、５人のひとが笑顔になる。それって、スゴイことじゃない？」
BSテレ東／2020年11月21日深夜放送
【脚本】池田テツヒロ／【原作】市川ヒロシ
どんぶり委員長・第１話 [どんぶり委員長]
「（立ち食いそば？） 立ったままで、おそばを流し込むなんて、そんな食事は あまりにも あわただしくて、切なくはないかしら」
「人生の選択肢を減らしては いけないわ。必要ないと学ぶことをやめたら、あなたの人生はせまくなる」
「男たちが どんぶりを猫背で抱え込み、大きく開けた口に向けて、一心不乱に・・・お米とおかずが混ざり合い、混然一体となったものを、本能の赴くままに かき込む料理――。それが丼、どんぶりご飯。わたしは親から厳しく しつけられた。食事作法を徹底的に教え込まれた。そんな わたしが激しく嫌悪するもの、それが どんぶり。ドン、ドン、ドン、ドドンがドン。圧倒的、品のなさ。ザ・ジャパニーズ・ジャンクフード、どんぶり」
BSテレ東／2020年10月24日深夜放送
【脚本】池田テツヒロ／【原作】市川ヒロシ
