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ハゲタカ・第7話 [ハゲタカ(テレビ朝日)]

「失われた20年――。それは1990年代からの経済低迷期を表す言葉だが、いまや20年どころではなく、平成という時代そのものが『失われた30年』と呼んで差し支えないだろう。では、この失われた30年のあいだに、この国はなにを手に入れたのか。答えはこれだ―― Nothingナッシング。この国は なにも手に入れることができなかった。肝心なのは、これからの10年。その中で、きみたちがチャンスをつかむために必要な精神。Scrap & Buildスクラップ アンド ビルド――壊して、作り直す。と言いたいところだが、Scrap & Birdスクラップ アンド バード(中略)――。壊して、羽ばたけ。この国では、壊して、作り直しても、なんの意味もない。なぜなら作り直したそれもまた、既得権を持つ連中にとって、都合のいい形だからだ。この国はもう腐っている」



「わたしは夢に お金は投資しない。なぜなら、夢というのは実現する意志のない人間が使う言葉だからだ」



「金や力がなくても、守るべきもののために あがき続ける人間はいる。そういう人間は、夢なんて語らない。明確な目的と、それに伴う行動がすべてだ。羽ばたくためのチャンスが欲しいなら、その被害者根性と、他人任せの考え方を、徹底して捨てろ。そして、自力で飛ぶ覚悟を持て。話はそれからだ」



「頭を下げるときに大事なのは、下げるときは一度で済ませる いうことですわ。問題が起きる度に小出しにしとったら、何度も何度も頭を下げる羽目になりますやろ。それだけ、マスコミが食いついてきよる」


テレビ朝日/2018年8月30日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】真山仁
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