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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第4話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「(反省しているなんて)見え透いた嘘をつくな。たとえ それが本音だろうと、口に出した途端、気持ちが軽くなる。そして、すぐに贖罪を忘れる。そういう嘘を吐き続けるやつは、自分をダマし続けて、更生の機会を失っていく」



「おまえは ほかの(少年)院生たちと ちょっと ちゃうな。礼司、ひとと ちゃうことは、自信にせなアカンで。要は、個性は使いようや」



「償え。簡単に死なれてたまるか。ひとひとり殺したら、もう外道だ。法律が許しても、世間が許しても、それは変わらん。いいか、おまえは死ぬまで自分の犯した罪と向き合い、戦え。そして、最後の日がくるまで、それを背負って生きろ。(中略) 後悔なんかするな。悔いたろころで、過去は修復できん。謝罪もするな。いくら謝っても、失われた命が戻るわけじゃない。その代わり、犯した罪の埋め合わせをしろ。外道がひとに戻るには、償い続けるしかない。御子柴みこしば、死んだ人間の分まで生きろ。懸命に生きろ。決してラクな道を選ぶな。悩んで、迷って、苦しめ。そして、自分の中にいる獣から目をそらさず、常に戦え。それを死ぬまで繰り返すことが、贖罪へとつながっていく。だが、勘違いするな。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」


フジテレビ/2019年12月28日放送
【脚本】
戸田彬弘/【原作】中山七里
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