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イノセンス 冤罪弁護士・第10話(最終回) [イノセンス 冤罪弁護士]

「わからないって、大事なことですよね。それって つまり、とことん わかろうとすることですから」



「状況証拠を頼りに、犯人像を構築することほど、危険で、愚かしい行為はない。捜査機関が証拠を意図的に取捨選択し、ましてや証拠の隠蔽をおこなうなど言語道断だ」



「冤罪を生み出すのは、検証能力や証拠の有無ではない。偏見や、思い込みや、くだらないメンツ、ひとの心の弱さや、醜さだ。科学捜査がどれだけ発展しようと、それを活用する人間側が腐っていては意味がない。必要なのは、愚直なまでに真実を追求しようとする意志。それがなければ、被害者の無念も、残された遺族の苦しみも、本当の意味で晴らすことなどできはしない」



「ひとは過ちを犯すものです。だから、事件が起き、ときには冤罪が生まれ、多くのひとが傷ついていく。それでもぼくは司法に絶望したくありません。真実を追求しようとする意志と、過ちがあったときは それを認め、正すことのできる勇気があれば、冤罪は必ず晴らすことができると、信じているからです」


日本テレビ/2019年3月23日放送
【脚本】
古家和尚
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二つの祖国・前篇 [単発]

「われわれの祖先が培い、築き上げた日本は、われわれの心の中に厳然と存在している。しかし、だからといって、現在われわれが生活するアメリカでの義務を果たさなくてよい、という理由はない。一個の市民としての義務を果たすことは、よき日本人であり、また、よきアメリカ人であることと矛盾しない。よき日本人たろうと努力することが、立派なアメリカ市民たり得るのだ。日系人諸君よ、堂々たれ」



「ひとの命に敵も味方もない。この子を見殺しにしたら、アメリカの正義は一体どうなる?」



「日本人は生死を越えたところに、人間本来の生き方があると考え、それが武士道となり、軍隊の精神になっている。きみたちも太平洋戦線に出るときは、日本軍は最後の一兵卒になっても戦う軍隊であるということを認識し、行動することだ」



「この戦争は・・・日本は負ける。ぼくは日本に10年いて、国力の差を充分 見てきたから、はっきり言える。父さんだってわかっているはずだ。でも、日本人は その大和魂から、決して降伏しないだろう。長引けば長引くほど、壊滅的な負け方をする気がする。(中略) ぼくはアメリカ市民としてアメリカの勝利を望むけど、日本人の心を持った人間として、日本には無残な負け方をして欲しくない」


テレビ東京/2019年3月23日放送
【脚本】
長谷川康夫/【原作】山崎豊子
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スローな武士にしてくれ ~京都 撮影所ラプソディー~ [スーパープレミアム]

「ひとの心を動かす映像を作り出すのは容易なことではない。そのために人生を捧げ、努力を惜しまない人間によってのみ作ることが可能だ」



「エンターテインメントの前には、史実も道をゆずる、いうことや」


NHK BSプレミアム/2019年3月23日放送
【脚本】
源孝志
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