刑事７人６・第９話（最終回） [刑事７人]
「撃てばいい。ただし、その男を殺しても、なにも変わりはしない。単にこの男が消えていなくなるだけで、あなたの心に宿った絶望や後悔は一生 消えない」
「（復讐を遂げたあと）あなたが死ねば、夏恵さんは二度 殺されることになる。あなたの記憶の中でしか生きられない最愛のひとを、あなたはもう一度 殺すつもりですか」
テレビ朝日／2020年9月30日放送
【脚本】吉本昌弘
私たちはどうかしている・第８話（最終回） [私たちはどうかしている]
「（それは）軽羹だよ。小さい子には、虫歯を心配して “餡なし” を選ぶひとも多い。あんたが小さいころに食べたのって、本当に “ハズレのまんじゅう” だったのか？ 外から見ただけじゃ、わからないもんで・・・中にどんなに愛情がつまってても」
「あれ（道具箱）は椿が守ったの。上に立つ者には、そういう逸話が必要なの」
「和菓子が伝えるのは、味だけじゃない。口にしたときの情景、感じた思い、そこに確かにあった優しい思い出・・・」
日本テレビ／2020年9月30日放送
【脚本】衛藤凛／【原作】安藤なつみ
荒ぶる季節の乙女どもよ。・第４話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]
「なんでもエロに結びつけ（て禁止にす）るひとって、そのひとが いちばんエロだよね」
「抵抗勢力に負けず、制約のあるところでこそ、愛は強い輝きを放つ。障害のひとつや ふたつ なくて、真の伝説は生まれないでしょう」
「言葉で傷つけあうのはやめなさい。わたしたちは文芸部員。言葉の持つ力は、誰よりも理解しているはずよ。言葉によって できた心の傷は、簡単に癒えることはない」
「われわれは気づいたのです・・・恋に小細工は無用だと。やはり、恋とは心と心のぶつかり合いだ、と。心とは、どこにある？ 多くの作家が挑むテーマでしょう。脳にある。細胞にある。否、王道はやはりハートです。心臓を、たとえ影であろうと踏みつけることは、強烈な愛の刻印となる」
TBS／2020年9月29日深夜放送
【脚本】岡田麿里／【原作】岡田磨里、絵本奈央
