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荒ぶる季節の乙女どもよ。 ブログトップ

荒ぶる季節の乙女どもよ。・第8話(最終回) [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「物語の中に すでに主人公がいたら、こっちは脇に回るしかないってことです」



「染まっていくんじゃない、けがされていくんでもない。新しい気持ちに照らされると、自分でも気づいていなかった もともと自分が持ってた色が、どんどん浮かび上がってくるんだ」


TBS/2020年10月27日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第7話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「異性との接触経験がないことを、さんざん糾弾してきたくせに、接触が過剰な人間も糾弾するなんて・・・。たしかに十条さんは学生として間違った行為をとったと思う。けれど、彼女からは きちんと母になろうとする決意を感じられた。人間として正しい姿ではある。彼女は自らの愛する手立てを隠さず、堂々としていた。隠さなければならない関係のほうが、よほど みだらだと思うわ」



「高校生って、変な時期ですよね。『高校生だから』って売りにもなるし、『高校生だから』って足かせにもなる。でも、だからこそ、この季節がそれなりに貴重なものなんだって、当事者でも それなりに理解できるんです。だからこそ、この季節に待ってるだけとか、時間がもったいなくて できないんです」


TBS/2020年10月20日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第6話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「恋なんかで変わるような女、それが このわたし、曾根崎り香。あなた方は、男子をうがった目で見ることに慣れてしまっている。男子は粗野で、考えなしの けだものではない。そう、男子だって、わたしたちと同じ人間なのよ」



「友達を失ってまで、泉くんを欲しい? むこうは ひとりだよ。こっちは ふたりだよ。パッとは思いつかないけど、わたしたちを選んでくれるなら、おまけだって つけちゃうから」



「きみは(『星の王子さま』の)キツネだ。ずっと孤独だったキツネは、苦しむ王子様に助言をした。でも、その助言のせいで、王子様は無自覚だった薔薇への本当の気持ちに気づいてしまう――。(キツネは)置いて行かれたきり、(そのあと どうなったか)詳しくは描かれていない。そんなものだよ、選ばれなかった側の物語なんてね」



「わたし、こういうとき、いつも どんなこと言う ひとだった? いつもカッコつけて、上から目線でアドバイスして、全部わかったようなこと言って・・・そうだよね、わたしって。でも、どうしよう。わたし・・・今日のわたし、なにも言えない」


TBS/2020年10月13日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第5話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「わたしは いままで、肉欲と男女交際をイコールでつなげて、糾弾してきたわ。そんな わたしが交際したとなれば、これまたイコールで、肉欲に溺れていると見られるじゃないかって・・・。でも、もう どう見られてもいい。もう、自分の気持ちに嘘なんてつきたくない。わたしは あなたが好きです」


TBS/2020年10月6日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第4話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「なんでもエロに結びつけ(て禁止にす)るひとって、そのひとが いちばんエロだよね」



「抵抗勢力に負けず、制約のあるところでこそ、愛は強い輝きを放つ。障害のひとつや ふたつ なくて、真の伝説は生まれないでしょう」



「言葉で傷つけあうのはやめなさい。わたしたちは文芸部員。言葉の持つ力は、誰よりも理解しているはずよ。言葉によって できた心の傷は、簡単に癒えることはない」



「われわれは気づいたのです・・・恋に小細工は無用だと。やはり、恋とは心と心のぶつかり合いだ、と。心とは、どこにある? 多くの作家が挑むテーマでしょう。脳にある。細胞にある。否、王道はやはりハートです。心臓を、たとえ影であろうと踏みつけることは、強烈な愛の刻印となる」


TBS/2020年9月29日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第3話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「ぼくは きみの少女性しか愛せない。ぼくが一度きみに手を出してしまえば、その瞬間から、きみは少女では なくなる。いままでと違う生き物になってしまう」


TBS/2020年9月22日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第2話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「典型的な男子作文ね。書くことに困ると、どうでもいいことで文字を埋めるのよ」


TBS/2020年9月15日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第1話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「くやしいじゃない? 頼んでもないのに、周囲に過剰にチヤホヤされて、もてはやされる少女の季節――。こちらを振り回すだけ振り回しておいて、勝手に終わってしまう。だったら、自分で少女の自分にとどめを刺すのが、セックスなのかなって」



「男って、女よりも感覚に頼らないから、一度 自分の中で物事を咀嚼する必要があるんだよ」


TBS/2020年9月8日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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