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共演NG・第1話 [共演NG]

「この業界の数あるタブーの中で、わたしらが いちばん踏んじゃいけない地雷(が共演NG」だよ。まあ、一言で言えば、あの俳優が出るんだったら、オレは、わたしは、出ないってやつだ。例えば『過去に現場でモメて、二度とやりたくない』『仕事をしたことはないが大嫌い』『会ったこともなのに悪口を言われたことがある』『なぜかネットで仲が悪いという噂になってる』。あとは『キャラがかぶってる』とか『事務所同士が仲が悪い』っていう業界あるある。(中略) なによりも いちばん多い共演NGが、過去の恋愛がらみ」


テレビ東京/2020年10月26日放送
【脚本】
大根仁樋口卓治/【原作】秋元康
※ 上記は2名による連続した台詞(割り台詞)をつなげたものです
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横山秀夫サスペンス 沈黙のアリバイ [月曜プレミア8]

「『にらみ』とは、取調べを担当した捜査員が、裁判に立ち会うことである。取調べが終わり、起訴された被疑者は、被告人と名を変え、警察の手を離れる。だが、取調室で語られた自白内容は、取調官と被疑者とのあいだの約束として生きている。だから、取調べを担当した者は、法廷で『その約束を果たせ』と、にらみながら念を送るのだ」



「あせるな、島津。現場げんじょうは逃げない。あせりは現場を見る目を曇らせるだけだ」



「強行犯係に出動を命じるのは、有能だが獰猛な猟犬を放つようなものだ。有能な猟犬は、自らの嗅覚と胆力を駆使して、飼い主に手柄という名の獲物をもたらす。だが、獰猛であるがゆえに、飼い主の意のままにはならず、ときとして牙を向けることもある」



「一課(の取調べ)はじょうで叩くが、二課は人格を叩く」



「あいつは法廷で笑った。おまえが はぎ取ったはずの顔の下に、もうひとつ顔があったってことだ」


テレビ東京/2020年10月26日放送
【脚本】
青島武/【原作】横山秀夫
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エール・第96話 [エール]

「軍人は、ひとのためだから命を懸けて戦えるって、あなた言ったの。あなたの誇りは、軍人である誇りじゃない。ひとのために命を燃やせるのが、あなたの誇り。そう信じて、わたしは あなたに ついてきました」


NHK/2020年10月26日放送
【脚本】
清水友佳子吉田照幸/【原案】林宏司
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一億円のさようなら・第5話 [一億円のさようなら]

「わたしは単純にあのひとを信用できない。好きとか、嫌いとか、そういう次元の話じゃなくて、信じられないんです、ひととして。好きだったひとを嫌いになったり、嫌いだったひとを好きになったり、そういうことってあり得るじゃないですか。だけど、たぶんこの世の中で “信じる” って感情だけは、一度 壊れたら取り戻せないです」



「過去を振り返らない生き方はつまらない――。ああ、こんな長い道を歩いてきたなあって、振り返る過去があるのが誇りだって(おばあちゃんが言ってました)」


NHK BSプレミアム/2020年10月25日放送
【脚本】
渡邉真子/【脚本監修】岡田惠和/【原作】白石一文
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セイレーンの懺悔・第2話 [セイレーンの懺悔]

「(女子高生を自殺に追い込んでおいて)まだ取材する元気があるのか。(事件は終わっていない?)それなら、終わってから報道しろ。誰が殺された。誰かが逮捕された。事件を伝えるなら、それで充分だろ」



「サイレンだろ。ひとに注意を促すために大きな音を出す。(番組を)観てもらうために、派手な演出をして視聴者を煽る。(犯罪抑止のための問題提起をしている?) なあ、思い上がるなよ。サイレンには、聞きたくないことでも強制的に聞こえてしまうリスクがある。それが今度のような事態を招いた。サイレンの語源を知ってるか。ギリシア神話に出てくるセイレーンという妖精だ。上半身が人間の女。下半身が鳥。海にいて、きれいな歌声で船員たちを惑わし、船を遭難させる――。あんたたちマスコミは、そのセイレーンだよ。視聴者を耳障りのいい言葉で誘って、真実と名づけた娯楽の中に引きずり込む」



「いま おまえが感じてる思いに、慣れるなよ。相手の苦しみを理解して、できる限りの配慮をしながら取材するのが報道記者だ。だが、記者ならまた、相手が苦しむと わかっていても、報道しなければならないときが必ずある。いまの気持ちを絶対に忘れるな」



「犯人が捕まっても、娘は帰ってきません。こんな悲劇が二度と起きないように、一日も早い解決を望みます――。そう言っておけば、マスコミは満足しますから。なにもしゃべらずに逃げていても、ずっと追いかけられるだけです」


WOWOW/2020年10月25日放送
【脚本】
篠﨑絵里子/【原作】中山七里
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