櫻子さんの足下には死体が埋まっている・第10話(最終回) [櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
「ひとは憎悪や嫉妬、それら醜い感情や欲望に支配されてる生き物だ。そんな醜い姿を鏡に見せてあげるんだ。すると、ひとは鏡に映った自分の姿に耐えられなくなり、目をそむけ、自分は悪くない、自分にそんな感情を抱かせたやつこそ悪だと、そいつを消そうとする――。自分の醜さを正当化することこそ、醜さの証明になってることに気づかずに」
フジテレビ/2017年6月25日放送
【脚本】山岡潤平/【原作】太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている・第9話 [櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
「死んでしまった人として覚えているより、生きていた人として思い出すほうが、亡くなった方もうれしいかもしれませんね」
「兄弟ってのはよ、好きとか嫌いじゃねえんだよ。生まれたときから関係ができあがってんだよ。同じ飯 食って、同じ家で寝て、起きて・・・。互いの存在を背負いながら生きてんだよ」
フジテレビ/2017年6月18日放送
【脚本】武井彩/【原作】太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている・第8話 [櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
「大切なひとを失くして、悲しみに打ちのめされた人間は、まわりのあるもの なんでも しがみついて、倒れまいと必死になる」
「生きていくということは、自分が誰かを支える骨になる。と同時に、自分を支えてくれる骨を探す旅だと、わたしは思ってる」
「涙は血液成分から、血漿成分をのぞいた液体分だ。水分は涙として放出されるが、血漿成分は体内に残り、そのせいで一時的に血液が濃くなる。だから、泣いたあとは よく水分を取ったほうがいい。できれば、塩分もな」
フジテレビ/2017年6月11日放送
【脚本】山岡潤平/【原作】太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている・第6話 [櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
「どんなに悔やんでも、過去は変えられない。後悔は一生 消すことはできない。でも、止まった時計の針を動かすことはできる。未来のために やれることは あるはず」
フジテレビ/2017年5月28日放送
【脚本】山岡潤平/【原作】太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている・第4話 [櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
櫻子さんの足下には死体が埋まっている・第1話 [櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
「先入観というものは、見たいものしか見せなくさせるものだ」
「すべてのことが理由をもってそこに存在し、ひとつの事実を形作っている」
「絶望だけが死を選ぶ理由にはならない。三島多香子は死をもって勝ったのかもしれない」
「三島多香子は死という永遠の沈黙を選んだ・・・どんな思いでその選択をしたのか語ることもないまま。そして、彼女の本当の思いを知る術はもうない。ゆえに、残された者は苦しみから逃れることはできない。死とはそれほど圧倒的なものなんだ」
フジテレビ/2017年4月23日放送
【脚本】山岡潤平/【原作】太田紫織