乃木坂シネマズ ~STORY of 46~・第10話「街の子ら」(最終回) [乃木坂シネマズ]
「クソな親が子供のために なにかやろうとして、イラついて虐待するくらいなら、放置してくれてたほうがマシっすわ。(中略) だって、クソっすもん、そんな親。クソ親っす。適当にやって、勝手に子供 作って、『はい、育てられません』ってことでしょ。クズすぎっす。クソクソ星人っす、マジ」
フジテレビ/2020年3月24日深夜放送
【脚本】山田智和
乃木坂シネマズ ~STORY of 46~・第9話「脆弱性」 [乃木坂シネマズ]
「オレらみたいな(刑事やってる)モンは、正しさとか、正義とか、貫かなきゃだけど、まあ、そればっかだと、やっぱ疲れちまうだろ。だから、ささやかな抵抗で(タバコぐらい吸って)、ちょっと間違ってるぐらいのことすんのがチャーミングなの」
「つまりは、神がそばにいる耐えがたさ、かな。(アンドロイドの)彼女がサポートしてくれると、最初のうちは もちろん、ただ ありがたくて、精神的にラクになった。でも、毎日毎日、慈悲深さとか、自己犠牲みたいなモン見せられると・・・ひとって、そんなふうに できてないでしょ」
「ひとの根本ってさ、完璧じゃねえんだよ。結構 不安定で、ダメなやつだったりすんだろ。すぐに疲れちまったり、嘘 言ったり、不安になったり、間違い起こしたり・・・。でも、ひとって そんなもんだろ。(中略) 根っこにはさ、弱さっていうエラーがひとにはあんだよ。だから、ひとってさ、その弱さをごまかそうと頑張ったり、乗り越えようと努力すんだろ。そのエラーがあったから、ひとはひとを求め、寄り添って、愛を信じたいと思うんだろ。おい、聞け。なのに、そいつら(アンドロイド)にはエラーがねえんだよ。完璧なひとの形してやがんのに。それって、ある意味、ひとと真逆だろ。頑張るとか、努力とかって気持ちもねえし、死にもしねえ。それってよ、暗に否定してるようなもんだろ・・・ひとの生きる意味とか、ひとの生きる力ってやつを。おい、聞け。だから、そんなもん、そばに置いちゃ、人間なんて弱っちい生き物は狂っちまうし、そんなもん、ひとは やっぱ生んじゃいけなかったんだって。要は、そいつらはエラーがないってことが、最大のエラーなんだよ」
フジテレビ/2020年3月17日深夜放送
【脚本】谷川英司
乃木坂シネマズ ~STORY of 46~・第4話「民主主義定食屋」 [乃木坂シネマズ]
「誰もな、人生、満足なんかしてへん。誰かが与えてくれるもんでもないし、自分でつかみ取らなアカンて、結構しんどいよな。けどな、そのつかみ取る未来が あんたには まだ あるんちゃうの?」
フジテレビ/2020年2月11日深夜放送
【脚本】宮部一通