親バカ青春白書・第6話 [親バカ青春白書]
親バカ青春白書・第5話 [親バカ青春白書]
「最初に注目されると、そのあとが ホント やりにくいんだわ。自分の気持ちにコントロールきかねえし。まわりの反応も無責任だし。だから、調子こくなっつったんだよ。ムリして背伸びしてりゃ、息切れすんの当たり前なんだ」
「一発屋、バカにするんじゃねえ。一発も当てたことねえやつが ごまんといる中で、一発 当てたんだ。それだけで 充分 すげえじゃねえか。それに、一発屋なんて他人の ものさしが決めたことで、本人は そんなこと思っちゃいねえんだ。毎日毎日、誰にバカにされても、ずーっと、ずーっと、二発目 目指して頑張ってんだ。一発も当てたことねえやつが、ゼロが、簡単にひとをバカにしてんじゃねえ」
日本テレビ/2020年8月30日放送
【脚本】穴吹一朗/【脚本協力】三浦希紗/【脚本統括】福田雄一
親バカ青春白書・第4話 [親バカ青春白書]
「二股をやれちゃう男は、平気で嘘をつきます。これ、人類の真理です」
「ふたりともさ、顔がいいから、ぶっちゃけ、すぐ言い寄られるでしょ。で、『好き』って言われたら、『私も好き』『ぼくも好き』って なっちゃうわけじゃん。だから、ハタケもあれでしょ。後輩となんとなく、勢いで つきあっちゃうわけじゃん。そうするとさ、関係が先にできちゃってるから、お互いを知ろうという努力を怠りがちなんだよ。いい? 恋というのは、まず育むこと。心を通わせること。『ときめき』っていう木に、花を咲かせること。これね」
「こっちは客だぞ。客は神様じゃねえのかよ」
「ギリシア神話では、処刑された神様も大勢いますよ」
「美咲はな、その万札を稼ぐのに、どんだけの時間と労力が必要か、よーく わかってる。だから、拾うんだよ。決してお金を粗末にしない、すごーい やつなんだよ。そんなことが わかんねえ野郎に、美咲は もったいねえから、とっとと帰れや」
日本テレビ/2020年8月23日放送
【脚本】穴吹一朗/【脚本協力】三浦希紗/【脚本統括】福田雄一