吉祥寺ルーザーズ・第12話(最終回) [吉祥寺ルーザーズ]
「一緒に暮らすうちに、わかったんです・・・ダメなひとって、ひとのダメなところを許せる、そんな優しいひとだって」
「こんなにも助け合う仲間を、わたしは ほかに知りません。(中略) みなさんが負け続けてきたルーザーだから・・・人間は強くないって知ってるから、だから助けられるんです」
テレビ東京/2022年6月27日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
吉祥寺ルーザーズ・第11話 [吉祥寺ルーザーズ]
「死亡フラグが立つよ。(停電になった館で)独りになろうした美人は、殺される運命よ」
「そこ(のふたり)も死亡フラグが立つよ。バカなカップルはたいてい殺される」
テレビ東京/2022年6月20日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
吉祥寺ルーザーズ・第10話 [吉祥寺ルーザーズ]
「しゃべると(ママに)否定されるから、なにも しゃべらないほうがラクなんだって――ある日、そう決めたの。逆らわないように、否定されないようにって、いつも笑顔でいて、なるべく素直でいようって、そう決めたの。そして、その決まり事は、いまでも ぼくを縛りつけてる。もう解放してあげたいんだ、あの日のぼくを」
テレビ東京/2022年6月13日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
吉祥寺ルーザーズ・第8話 [吉祥寺ルーザーズ]
吉祥寺ルーザーズ・第6話 [吉祥寺ルーザーズ]
吉祥寺ルーザーズ・第4話 [吉祥寺ルーザーズ]
「ここでは嘘をついても、ぼくはいいと思う。ぼくたちは その嘘を信じる。いや、信じるフリをする。ぼくにだって、隠しておきたいことがあるから。嘘をつかなきゃ、生きて行けないことがあるって、よくわかるから。(中略) でも、舞ちゃんのその嘘、ぼくは信じるフリできない。自分を守る嘘ならいいけど、自分を傷つけるような嘘、ぼくは信じてあげられない」
テレビ東京/2022年5月2日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
吉祥寺ルーザーズ・第3話 [吉祥寺ルーザーズ]
「自分のためだけに(食事を)作ってると、どんどん まずくなりますね。独り暮らしが長いと、どうしても そうなってしまう――。ひとのために なにかするってのは、自分のためにも大切なことなんだっていうのが、独りになって よくわかりました」
テレビ東京/2022年4月25日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
吉祥寺ルーザーズ・第2話 [吉祥寺ルーザーズ]
「時代遅れを認めてしまうと、どんどん老け込んじゃいますから。あの ほら、いるじゃないですか。柄のポロシャツとか着た おじいさん・・・ストレッチ素材のスラックス履いてる。あれって、自分の青春時代にカッコいいと思ったものを、いまでもアリだと思って、着ているんですよ。怖いですよね。価値観を更新できないでいると、ああなっちゃうんですよ」
「女性誌っていうのはね、ファッションだけじゃないの。全部・・・全部、盛り込まれてるから。流行、コスメ、グルメ、財テク、ラブ――。人間のありとあらゆる願望と欲望が、そこには盛り込まれてるの。その最前線に、わたしは5年以上もいたの。応えてきたの。これが どれだけスゴイことか わかる? 毎日の会食、パーティ、取材――。モデルやスタッフにナメられないように、常に身ぎれいにして、自分自身のスタイルも完璧にして、情報はひと一倍に・・・それで、やっと下準備 完了だから。で、ここから・・・ここからが、仕事だから。ホント、寝られないから。完徹3日とか普通だから。ここまでして頑張ってたんだよ、わたし」
テレビ東京/2022年4月18日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
吉祥寺ルーザーズ・第1話 [吉祥寺ルーザーズ]
「ひとが話したことを越える情報を、これ見よがしに出してくるのは、本当にモテないよ」
「わたしたちが、いけないんですよ・・・わたしたち世代が、変な価値観 作っちゃったもんだから。『男は弱音を吐いちゃいけない』だとか、『一度 逃げたら、二度と立ち直れないぞ』とかね。あと、『ウイスキーは割るもんじゃなくて、ストレートで飲むもんだ』とかね。いや、言ったんですよ、わたしたち世代が。アイリッシュ ウイスキーとか、ありがたがってね。ストレート以外は認めないなんてね」
テレビ東京/2022年4月11日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康