ちむどんどん外伝 歌子慕情編(ちむどんどんスペシャル) [ちむどんどん]
ちむどんどん・第109話 [ちむどんどん]
「もう二度と恩を仇で返すようなマネはしたくねえ。一度 乗りかかった船、その船が沈まねえように できることをやる。それが きっちり できなきゃ、自分の船は持てねえと思って」
NHK/2022年9月8日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第107話 [ちむどんどん]
「あなたみたいに冒険をする女の子なんて、わたしが生きてきた世界ではあり得なかった。遠い南の島から たったひとりでやって来て、自分で舟を作って、広い海に漕ぎ出して・・・そんな生き方ができる あなたが羨ましい。あなたの冒険旅行を、わたしたちも一緒に楽しみたい。あなたの船の乗組員のつもりでいるの。あなたの冒険旅行は、もう わたしたち みんなの冒険」
NHK/2022年9月6日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第106話 [ちむどんどん]
「飲食業は どんな高級店でも、所詮は水商売と呼ばれることもあります。水商売の語源は江戸時代、芸者さんの仕事のことを『泥水商売』と呼んだことから はじまったという説があります。一見、華やかに見えるけど、実態は泥水にまみれるような大変な仕事。流れる水のように不安定で、大雨が降れば流されてしまう。日照りが続けば、干上がってしまう。うまくいかないときに、目をつむって、耳を塞いで、ただひたすら頑張るのは、わたしは反対です。しゃにむに突き進むより、失敗を認めて やり直すほうが、勇気が必要で、難しいことです。(中略) うまくいかないときは、たとえ悔しくても、悲しくても、やめてもいいんです。一度 止まって、休んでもいいんです。あなたは飲食店で成功するために、生きているわけではありません。幸せになるために、生きてるんです」
NHK/2022年9月5日放送
【脚本】羽原大介/【脚本協力】新井静流
ちむどんどん・第93話 [ちむどんどん]
ちむどんどん・第82話 [ちむどんどん]
「過去とは縁を切れません。過去も未来も含めて、わたしの人生――。だから、むかしのことを隠すつもりも、恥じることも ありません。どうぞ、気のすむまで お調べになってください」
NHK/2022年8月2日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第81話 [ちむどんどん]
ちむどんどん・第66話 [ちむどんどん]
ちむどんどん・第65話 [ちむどんどん]
「流行の時系列を追っただけ。単なる歴史説明記事を書きたいのか? 思い入れの強い企画でよく陥るパターン。自分の知識を ここぞとばかりに詰め込んで、整理が追いついてない。読者に なにを いちばん伝えたいか――そこを もう一回、突き詰めて考えてみろ」
NHK/2022年7月8日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第63話 [ちむどんどん]
「うちは子供のときから成長してない。自分は ひとより できる、誰よりも正しいと思い上がったまま大人になって・・・今度は、誰より子供の気持ちがわかる教師だと うぬぼれてた。自分本位では いけないと教えていた わたしが、誰よりエゴイストだった」
「オレたちは教員免許は持ってるけど、ひととしては まだまだ不完全。これからも、たくさん失敗すると思う。だから、上から目線で子供たちと向かうんじゃなくて、もっと子供たちの話 聞いて、子供たちから教わっていけば いいんじゃないかって」
NHK/2022年7月6日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第61話 [ちむどんどん]
ちむどんどん・第53話 [ちむどんどん]
「(男と女は)ポークと たまごみたいなもんだよ。どっちが上か下かじゃねえだろう? ポークはポークらしいのが いちばん。たまごも そうだ。元の豚や、生まれるヒナが、オスなのかメスなのかなんて、関係ねえだろう」
NHK/2022年6月22日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第50話 [ちむどんどん]
「歌子だけじゃないんだよ。賢秀も、良子も、暢子も、みんな うまくいかないことがある。(中略) それでも、幸せになることを あきらめないで生きていかないと いけないわけ。そうしたら必ず、生きていてよかったって、思えるときがくる。歌子にも必ず、そんなときがくるから」
「偉いひとになんか ならなくていい。お金が稼げなくても、夢をかなえられなくてもいい。ただ、幸せになることを あきらめないで生きてくれれば・・・。それだけで お母ちゃんは幸せだから」
NHK/2022年6月17日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第49話 [ちむどんどん]
「頑張っても、頑張っても、どうにもならないことがあるのが人生。だけどね、『明日はきっと いい日になる』と思うことが大事。なにがあっても あきらめないで、どうすれば少しでも楽しく、希望を持って生きていけるか」
NHK/2022年6月16日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第30話 [ちむどんどん]
「弱いわけさ、結局。だから、すぐ誰かに意見を求める――。打算に傾くのが、善か、悪か、とっくに結論は出てる。だけど、人生には打算的にならなきゃならない場面もある。その矛盾を、ひとりで乗り越えられない。誰かに、背中を押してもらいたいと願ってる」
NHK/2022年5月20日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第24話 [ちむどんどん]
「いろんなひとが、いろんなことを、あなたに言う・・・頑張れとか、気合いが足りないとか、かわいそうとか。これまでも、これからも。一切、気にせず、感じるままに生きなさい。みんな、好き勝手なことを言います。でも、あなたの人生は、あなたのもの」
「あなたは、いつでも、どこでも、どうなっても、歌うことをやめてはいけません。どんな歌でもいい、あなたが そのとき歌いたい歌でいい。あなたは歌い続ける。聴くひとが たったひとりでも。聴いているのが、森と虫たちだけだったとしても。それが、あなたの人生。わかった?」
NHK/2022年5月12日放送
【脚本】羽原大介
ちむどんどん・第15話 [ちむどんどん]
「今日ね、初めて男子に かけっこ で負けた。負けたことは そんなに悲しくない。でも、いままでは、勝ったら『女のくせに』って言われて、これからは『やっぱり女だから』って言われると思うと、すごく悔しい」
NHK/2022年4月29日放送
【脚本】羽原大介