悪女のすべて・第11話 [悪女のすべて]
「あなたの動きは、決まった型を ただ無機質にやってるだけなの。いい？ 殺陣は、斬ったり、斬られたり――命のやり取りなのよ。あなたの ひと振りで、誰かの人生が終わるかもしれない。たかが木刀と見くびらないで ちょうだい」
BS松竹東急／2022年9月10日放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール
悪女のすべて・第７話 [悪女のすべて]
「出る杭――。それは打たれるのが定め。目立てば目立つほど、激しく叩かれる・・・何度も、何度も。まわりから好奇の目で見られても、耐え抜いた者だけが、引き抜いてもらえるのです。大人しく打ち込まれて、ひっそり沈む杭になるも、痛みに耐えて、引き抜かれる杭になるも、すべては あなた次第なのです」
BS松竹東急／2022年8月13日放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール
悪女のすべて・第６話 [悪女のすべて]
「目を閉じると浮かぶ幸せな光景は、どうして いつも古いものばかりなのだろう。どうして、いちばん新しい幸せを映してくれないのだろう。失った幸せと、つかみ取ろうとした幸せの重さが違うなんて、神様は残酷だ」
BS松竹東急／2022年8月6日放送
【脚本】國吉咲貴
悪女のすべて・第３話 [悪女のすべて]
「ひとは皆、多かれ少なかれ、日常でも嘘という名の演技を続ける生き物です。演技力、それは生命力。バレない嘘を つき続けることができる人間こそ、この世の勝者なのかもしれません」
BS松竹東急／2022年7月16日放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール
悪女のすべて・第１話 [悪女のすべて]
「稽古場に台本を捨てて帰る役者以下のど素人なんて、オーディションを受ける権利さえないわ。『監督は いらっしゃらなくて結構です』とわたしが申し上げました。こんなひどい ど素人なんて、見る価値もないと、わたしが判断したのです。稽古場は ほこりだらけ。ムダな発声練習。ただ古いだけの、つまらない戯曲。これぞ、まさに田舎の劇団。すべてが素人以下。お気楽 素人野郎 劇団」
「失礼なのは、どっちかしら？ 台詞を忘れても、なんでもなかったかのようにヘラヘラ笑い合ったり、遊び半分で発声練習して、なーんのドラマもない つまらない台本で芝居した気になって、（あなたたちこそ）お芝居に対して失礼よ」
BS松竹東急／2022年7月2日放送
【脚本】岸本鮎佳
