HOTEL -NEXT DOOR-・第5話 [HOTEL]
HOTEL -NEXT DOOR-・第4話 [HOTEL]
「わたし、いつでも自立して自分の道は自分で切り開くって、そんな態度で臆面もなく生きてきた。たくさん敵も作って、ひとを傷つけてきたかもしれない。それが、自分が弱いときに求婚されたら、急に普通に幸せになりたいとか・・・。あたしって、恥ずかしくて、イヤなやつだなって」
「あたしたち、一回、お別れしよう。(中略) (あなたのことは)好きとか、そんな言葉じゃ足りないくらいに思ってる。だからこそ、自然消滅なんかに なりたくない。三枝くんとの出会いを、本当に大切な思い出として とっておきたいから」
「迷いを経た思いは、より強くなる。最後に笑える別れは、旅立ちのときです」
WOWOW/2022年10月1日放送
【脚本】山浦雅大/【原作】石ノ森章太郎
HOTEL -NEXT DOOR-・第3話 [HOTEL]
「働き方改革だの、組織だ、役割分担だって言ったって、仕事ってのは(中略) ほかを補い合ってナンボじゃねえかな。知ってるかい? 『働く』ってのは、『はたをラクにする』――まわりを助けるって意味もあるってな」
WOWOW/2022年9月24日放送
【脚本】山浦雅大/【原作】石ノ森章太郎
HOTEL -NEXT DOOR-・第2話 [HOTEL]
「ふたつの意味があることを、ご存知ですか・・・『可もなく不可もなく』という言葉に。一つ目は、物事に過不足がなく、実にちょうどいい――。肯定的な意味合いです。出典は孔子の言葉を記した『論語』。二つ目は、取り立てて欠点もないが、しかし長所もない――。こちらは否定的で、古代中国の『後漢書』が出典となっています。(あなたの料理に対して)わたしが言いたいのは、どちらのほうだと? (前者であって欲しいと願うのは)つまり、後者であることは自覚している(ということですね)」
「時代の変化に適応できず、『可もなく不可もなく』に至ったサービス。それは もはや不可です。本来、ビュッフェサービスは高級ホテルの気軽な利用をうながす入口。ですが、いまのスカイコートの入り口はせまく、そして その先へと導く出口もない」
WOWOW/2022年9月17日放送
【脚本】山浦雅大/【原作】石ノ森章太郎
HOTEL -NEXT DOOR-・第1話 [HOTEL]
「興味を持って接していれば、お客様の背景くらい、雑談の中で自然と知ることになる」
「新しさや、珍しさを求めることだけが旅ではない。ときに懐かしさは、ひとを大きく癒してくれる」
「技能があっても、そこに心がなければ、それはサービスとすら呼べない。(中略) おふたりの笑顔は、あなたの愚直で、誠実な清掃が作った。それは事実です。ホテルマンが迷ったとき、拠り所となるのは お客様の顔、それだけです」
WOWOW/2022年9月10日放送
【脚本】山浦雅大/【原作】石ノ森章太郎