転職の魔王様・第10話 [転職の魔王様]
「千晴は なんでも ひとりで やろうとするでしょ。まわりのひとに正しく頼れるっていうのも、必要なスキルなんじゃないかな。それが本当の独り立ちっていうものでしょ」
「明日は今日より役に立てるかもしれない――そう思うと、頑張ろうって思えるんです。もしかしたら、自分の仕事が誰かの役に立つかもしれない。誰かを幸せに できるかもしれない。そう考えるだけで、頑張ろうって思えて・・・。だから、仕事するのが楽しみなんです」
フジテレビ/2023年9月18日放送
【脚本】小峯裕之/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第8話 [転職の魔王様]
「うなずきながら話をよく聞いて、次に相手の話を要約して投げ返すんです。つまり、こういうことですねって。(中略) ポジティブな反応を繰り返すことで、ひとは会話に前向きになっていくんです。あとは相手の意見を否定せずに、条件を広げていく。求職者の譲れない条件というのは限られていますから、そこを探れば、ほかは案外 譲歩してくれるものなんです」
「いまの社会って、職歴の空白に厳しいでしょ。そもそも新卒カードを手放した時点で、レールから外れたって見られるし」
フジテレビ/2023年9月4日放送
【脚本】小峯裕之/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第7話 [転職の魔王様]
「心に余裕がないときって、ちょっとした悪意とかイライラが、どんどん大きくなって困るよな」
「ひとも、会社も、いつだって変わることができるんです。変わろうとする決意さえあればですが」
フジテレビ/2023年8月28日放送
【脚本】泉澤陽子/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第6話 [転職の魔王様]
「世の中『転職するのは当たり前です』っていう雰囲気はあるけど・・・でも、自分の会社をステップアップの途中階にされたいって思う経営者はいないよ」
フジテレビ/2023年8月21日放送
【脚本】泉澤陽子/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第4話 [転職の魔王様]
「30を過ぎてから、自分の前にある選択肢が、はっきり見えるようになったの。あれもこれも 全部 欲しいじゃなくて、こっちを取るなら、こっちを あきらめよう、みたいな」
「愛は税金を払ってくれないし、老後に なにが あっても責任とってくれないでしょ。いつまでも夢ばっかり追ってても仕方ないし・・・」
「(キャリア アドバイザーとして)オレたちが そのひとの人生を変えたわけではありません。そのひとが自分で変えたんです。オレたちは その横でサポートしただけ。自分が誰かを助けたとか、誰かの生き方をより良くしたとか、思わないほうが いいですよ」
「ひとりの人間が できることなんて、ひとりの人間の仕事なんて、意外と大したことはない。どんな人間にだって、代わりはいる。それでも なんですよ。それでも、ひとは働くんです」
フジテレビ/2023年8月7日放送
【脚本】泉澤陽子/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第3話 [転職の魔王様]
「合わない仕事は、ひとを殺しますから・・・。合わない仕事は自分の心を殺し、ほかの誰かを殺すこともある」
「迷えるヒツジを導けるのは、迷えるヒツジだったひと」
「誰かに評価されたいというのは、当然の欲求です。仕事とは、ひととのつながりで成り立つもの。部下をほめない上司など、上司に値しません。ですが、そんな上司に取り入りたくて、自分を偽るなど もってのほかです」
フジテレビ/2023年7月31日放送
【脚本】小峯裕之/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第2話 [転職の魔王様]
「オレの機嫌を損ねないように、オブラートに包みまくって(話して)いるのが まるわかりです。はがすのが面倒なので、はっきり言ってください」
「誰も失敗したくないし、なにが正解かわからない。それでも自分で考えて決めるんです。誰かに決められた正解は、あなたの正解じゃない」
「なにが『妥協したくない』だ。二股してた自分を、カッコつけた言葉でごまかしてんじゃねえ、ばかやろう。妥協したくないのは、こっちの台詞だよ。あんたなんかで妥協したくない」
「ひとが喜んでくれることや、望むことをするのではなく、自分の本音や望みを知ることのほうが、ずっと大事です」
フジテレビ/2023年7月24日放送
【脚本】泉澤陽子/【原作】額賀澪
転職の魔王様・第1話 [転職の魔王様]
「求人企業の多くが転職者に求めるのは即戦力です。未経験でも許されるのは、就活中の学生か、25歳以下で高い適用力とポテンシャルのあるひとだけ。(中略) さらに言えば、経験業種であっても、転職限界年齢は35歳。女性の場合は30歳と、いまだに言うひともいます。(もちろん、性差別)ですから、そんなこと、どの会社も言いません、表向きは」
「キャリア アドバイザーは転職される方の味方とは限りません。キャリア アドバイザーの給料はどこから まかなわれているか ご存知ですか。求人企業から支払われる紹介料です。つまり、企業の顔色を見て求人を紹介する可能性もあります。たとえば、この求職者の希望とは合わないけど、企業が欲しがってるから ねじ込んでしまえ、と」
「仕事を選ぶことは、生き方を選ぶこと」
「いまの あなたは、どこへ行っても同じ目に遭いますよ。誰かに必要とされれば家畜のように従順に働き、そのひとの価値観を鵜呑みにして、壊れるまで働き続ける――。そして、簡単に捨てられる」
「どんなに滑稽でも、どんなに くだらなくても、あなたが本当に望むなら、それが正解です。あなたの正解は、あなたにしか わからない」
「パワハラは殺人です。あなたは羊谷さんを殺しかけたんです、精神的に」
フジテレビ/2023年7月17日放送
【脚本】泉澤陽子/【原作】額賀澪